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不思議な森の、不思議な住人

作者: 聖華

この小説には様々な伝説上の生き物が登場します。

中には元の伝承の記述とは容姿が少し違う生き物も居ますので、許せない方は「戻る」を押すことをおすすめします。


それでは、どうぞ不思議な話をお楽しみ下さい。

とある世界の、とある場所には、とても不思議な森があることを、あなたは知っているでしょうか?


不思議な森は、森自体も不思議なのですが、住人たちも同じくらい不思議でした。

その森の住人は――とある世界では伝説上の生き物とされている者たちだったのです。


そんなところがあっても皆、喧嘩しているのではないか、それに食べ物はどうするんだ。そう思う人も居るでしょう。

でも、大丈夫。不思議の森ではドラゴンもグリフォンも皆仲良しですし、食べ物だって要らないのです。



そんな不思議だらけの場所で起こった、不思議な話。

ちょっと、聞いていきませんか?


-------------------------------------------------------------------------------------


不思議な森には、春と夏と秋と冬がいつでもありました。

場所ごとに季節が違い、その上にいつもその季節だとは限らないのです。



そして、青々とした夏の森の木の陰では、住人がお喋りをしていました。


「ねぇ、ユニコーン君」

「何……?」

「なんでボク、物語でいつも悪役にされるんだろう?」


悲しげに話すのは、緑の鱗に大きな翼、それから二本の白い角を生やしたドラゴンでした。

横には真っ白な毛並みに螺旋状の一本角が特徴のユニコーンが、ちょこんと座っています。


ユニコーンは人間に比べたら大きいのですが、隣にドラゴンが居るので小さく見えたのです。


「たしかに、ボクが味方だったり、主役だったりする話もあるよ? でも、悪役の方が多いんだ」

「うん……」

「だからね、今日はユニコーン君に味方になる極意を教えてもらいに来たんだよ。ユニコーン君はエルフ君とも仲良しでしょ? 何か知ってるかと思って」


ドラゴンはユニコーンを期待を込めた目で見ます。尻尾が、リズムよく揺れています。

しばらくの間、ユニコーンは何も言いませんでした。


それから、俯くと


「ごめん……知らない……」

「そっか……ボクの方こそ変なこと聞いて、ごめんね」


うなだれるドラゴンに、ユニコーンは静かに首を横に振ります。

ふと、何かが、座っていたドラゴンの後ろ足を叩きました。


「ドラ君、君は出番があるだけマシさ」


そんな風に、どんよりした空気を漂わせながら言うのは、上半身は猛禽、下半身は獅子のグリフォンでした。

チャームポイントのミミズクのような耳は、だらりと垂れてます。


「おれなんて、出番もあんまりない上に、あったとしても銅像とかばかり……尊敬されるのはいいけど、やっぱ、おれも出番が欲しいな」

「グリフォン君も大変なんだね」


二匹は揃って、ため息をつきます。

空を見上げていたユニコーンは、こう呟きました。



「味方になりやすい住人たちに、話を聞けばいいんじゃ……?」



ユニコーンの一言に、二匹はサッと顔を上げました。


「そうだ。この森には、たくさん住人が居るんだから、誰か一人くらいは極意を知ってるはずだ!」

「そうと決まれば、さっそく行こうよ!まずは、誰のところに行く?」


二匹とも興奮で目が輝いています。

ユニコーンの言葉に、すっかり元気を取り戻したようです。


ちょっと単純な気もしますが、ユニコーンはこんな二匹が好きでした。


「ここからなら……エルとハーフのところが良いと思う……。ぼくはドラの背中に乗せてもらうから……」

「おれは駄目なのか?」

「グリは持ち上げるから、爪が食い込んで痛い……」

「ごめん……」


三匹は、空を飛んでエルフとハーフエルフのところに向かいました。


-------------------------------------------------------------------------------------


エルフとハーフエルフが住んでいるのは、四つの季節の境界線のような、季節の入れ替わりが激しい場所でした。

なので、行く時々で季節が違います。

今は春のようで、辺りには色とりどりの花が咲き乱れ、これまた様々な色の蝶が飛びまわっていました。


ただし、この蝶は普通の蝶ではありません。薄い宝石の羽と金や銀の身体を持つ、宝石蝶なのです。

ここでは宝石や金なんて、これっぽっちの価値もないので、誰もむやみに蝶を捕まえたりしません。

たまに悪戯好きな住人が捕まえることはありますが――宝石蝶はとても頑丈なので、たいていは無傷で戻ってきました。



エルフとハーフエルフの家は、そんな美しい景色の奥にありました。

とても立派なログハウスです。

この家には風などで折れてしまった木が使われていました。

エルフやハーフエルフは自然を、それはそれは大事にしているので、木を切るなんてことは緊急事態でもない限りしないのです。


「あら、ドラゴン君にグリフォン君、それにユニコーン君も!よく来ましたね」


そう言って、家のさらに向こうの森から、籠を背負って出てきたのは、金髪に少し尖った耳を持つハーフエルフでした。

籠の中には、きのみがたくさん入っています。


「こんにちは、ハーフエルフちゃん。きのみ、すごい量だね」

「いつもよくしてくれてるお礼に、って、たくさんもらってしまって……こんなに食べ切れないですし、きのみパンでも焼いて皆さんに配ろうと思ってるんです」


ハーフエルフは微笑みました。

森の住人はものを食べる必要はないのですが、美味しいものを食べる喜びはあるのです。


「楽しみだな。ハーフちゃんのパンはすごく美味しいし。……あっ、そう言えば、ハーフちゃんに聞きたいことがあったんだ」

「私にですか?」

「うん。ほら、ハーフエルフちゃんは物語で主人公の味方になることが多いでしょ? もしかしたら、味方になる為の極意か何かあるんじゃないかと思って」

「極意、ですか……」


ハーフエルフは難しい顔をして、考え始めます。

そして、しばらくして


「極意ではないんですが――私が味方になりやすいのは、私がエルフと人間の間に生まれた種族だからじゃないでしょうか?」

「人間の血が入ってるなら、人間とふれあうことも増えるしね……。良い意味でも悪い意味でも……」

「なるほど」


ハーフエルフとユニコーンの言葉に、ドラゴンは納得したように頷きます。

でも、すぐに困った顔をすると


「でも、血筋は変えれないよね……」

「そうだな……。そう言えば、エル君はどこに居るんだろう?」


グリフォンがそう言った、その時


「俺にも用があるのか?」


三匹が振り向くと、そこには白髪で鋭く尖った耳が特徴のエルフが立っていました。

背中には弓矢、腰にはナイフを下げていますが、狩りなんかはしません。

この二つの武器は、もしもの時にしか使わないのです。


「あっ、エルフ君。実は君に聞きたいことがあるんだよ」

「ハーフに言っていた『味方になる極意』とか言うやつのことか? お前たちの声はでかいから、遠くからでも聞こえたぞ」

「なら、話は早いな。それで、極意は?」

「ハーフと同様に極意ではないが……やはり、外見が人に似ているからではなかろうか?

能力に差があるとは言え、獣型か人型かなら、人型の方がとっつきやすいのだろう」


エルフは、すぐに答えました。

どうやら、ここまで来る間に、答えを考えていたようです。


「たしかにピクシーちゃんとかも、味方のことが多いですよね。あと、人魚ちゃんも」

「第一印象は外見が主だしね……」

「それも、変えられないよな。グリフォンはグリフォンなんだから」


グリフォンは自分の前足を見て、言います。

ハーフエルフは申し訳なさそうに


「ごめんなさい。役に立てなかったみたいで」

「ううん、二人の答えを聞けただけでも、一歩前進だよ。じゃあ、次に行こう」

「次は誰のとこに行く……?」

「まだ決めてないから、探しながら行こうと思うんだ。グリフォン君は目も良いし、誰かしら見付かるよ」


三匹はエルフとハーフエルフに別れの挨拶をすると、飛びたちます。


「頑張って下さいね〜!」


ハーフエルフが手を振って、大きな声でそう言ってくれました。

ドラゴンも


「ありがとう〜!」


長い尻尾を振りながら、大きな声で返事をしました。


-------------------------------------------------------------------------------------


ドラゴンとグリフォンは、再び夏の森の上を飛びました。

空から見る夏の森は、まるで緑色の絨毯のようです。

そして、遠くの方には絨毯が盛り上がっている場所がありました。しかも、茶色の穴があいています。

そこは山なのですが、山頂だけ木がないので、虫食いの痕のように見えるのです。


ふと、グリフォンが止まりました。


「誰かが山頂から、こっちに向かってきてるな。あれは――スフィンクスだ!」


そう言っている内に、グリフォン以外にも姿がはっきり見えるほど、スフィンクスは近付いてきました。

スフィンクスは上半身が女性、下半身はライオンで、鳥の翼まで生えているのです。



「待ちなさい!」


スフィンクスは手と羽を広げて言い放ちます。

どことなく嬉しそうです。


「ここは私の縄張りよ! ここを通りたいなら、私が出す謎に答え――」

「もしかして、また『朝は四本、昼は二本、夜は三本』のやつ?」

「それなら知ってるし、通さないって言っても、おれたちの方が飛ぶの速いしな」

「いざとなれば、違うとこを通ればいいし……」


得意げなスフィンクスの言葉を遮りながら、三匹は口々に言いました。

ムスッとしたスフィンクスは、大声で怒鳴ります。


「人の話は最後まで聞きなさいっ! 大体、私だって、いつまでもあの謎を出してる訳じゃないのよ!」

「その謎を出したかったから、さっき嬉しそうだったんだね」

「そうそう、この三日間それを楽しみに――って、なに言わせんのよ!」

「スフィちゃんが勝手に言ったんだろ」


スフィンクスは口ごもります。

怒りやら恥ずかしいやらで顔が赤いです。


「まぁ、ここは答えてあげようよ。楽しみにしてたんだし」

「ホント!?」


身を乗り出し、目を輝かせたスフィンクスでしたが、すぐに我にかえって、顔を赤くしました。

それから、軽く咳ばらいをすると


「それじゃあ、問題。『一日には二つあるのに、一年には一つしかないものは何?』」

「スフィ、それハーフから聞いたでしょ……?」

「な、なんで、それを!? ――あっ」


慌ててスフィンクスは自分の口を塞ぎますが、時すでに遅く。


「だって、それはぼくが作って、ハーフに教えたやつだし……。

ちなみに答えは平仮名の『ち』……。『いちにち』と『いちねん』だからね……」

「へぇ、よくそんなの思いついたな」

「こう言うのは好きだから……」


そう話している間に、スフィンクスはすっかり意気消沈してしまいました。


「どうせ私にはスフィンクスはむいてないのよ。すぐに本音を声に出しちゃうし……なぞなぞで伝説作ったスフィンクスに顔むけ出来ないわ!」

「そ、そんなことはないぞ!」


グリフォンは焦ります。


このままでは、『伝説のスフィンクスみたいに自殺する!』と、言いかねません。

なんせ、ここの幾人かの住人に、ことごとく謎を解かれた時も同じことを言ったのですから。


「そうだ! スフィちゃんに聞きたいことがあるんだ」

「私に……?」

「そうそう。君くらい知識がある人じゃないと聞けないことなんだよ」


グリフォンの意図を汲み取ったドラゴンが、グリフォンの言葉をさらに強調します。


一気にスフィンクスの顔が明るくなりました。

スフィンクスは、頼りにされたりするのが、とても好きなのです。


「良いわ。私の謎に答えたし、教えてあげる!」


そう胸をはって言うスフィンクスを見て、三匹はホッとしました。


「実はね、ボクたちは『物語で主人公の味方になるための極意』を探してるんだよ。だから、それを知ってそうな人を探してるんだ」

「なるほどね。そう言うことなら……やっぱり、フェニックスさんじゃないかしら? あの人、物語によく出てくるし、中立か味方ばっかだから。

たしか、さっき会った時には、バジリスクに会いに秋の森に行くって言ってたわよ」

「わぁ。居る場所まで教えてくれて、ありがとう」


ドラゴンの歓喜の声に、スフィンクスはさらに機嫌が良くなったようで、尻尾をブンブン振っていました。


「次こそ、謎で『まいった』って言わせてみせるから、覚悟しててよね。

じゃあね。あなたたちと違って、私は長く飛んでると疲れるから」


そう言って、スフィンクスは山に帰っていきました。


「じゃあ、おれたちも行こう」

「うん……」


三匹は方向転換すると、秋の森を目指して、一直線に進んで行きました。


-------------------------------------------------------------------------------------


秋の森は赤や黄色に染まっていて、まるでキャンバスの上に居るようでした。

ただし、中には木ではなく、黄金に輝くススキで塗られたところもあります。


三匹は、そのだだっ広いススキ野原の上空に居ました。


「それにしても、フェニックスさんはどこに居るんだろう? 秋の森に居るのは分かったけど、今は秋の森が一番広いんだし……」


ドラゴンは困った顔をします。

三匹が悩んでいると、グリフォンがまた何かを見つけました。

何かは三匹の下を、すごい速さで駆け抜けています。


「あっ、あれはケン君だ。ケン君はフェニさんと仲が良いから、きっと居場所を知ってるさ」

「そうだね。お〜い、ケンタウロス君〜!」


大声でドラゴンが叫ぶと、ケンタウロスはピタリと足を止め、こちらを見上げます。

ドラゴンは、なるべくススキに被害が出ないようにケンタウロスの目の前に着地しました。

なんの考えもなしにススキを大量に薙ぎ倒したら、エルフに説教されること間違いありません。


まぁ、ドラゴンは大きいので、それでも結構なススキが下敷きになりましたが。


「こんにちは。こんなところで会うなんて、珍しいですね。何か、用事でもあるのですか?」


お辞儀をして、ケンタウロスは尋ねました。

髪とたてがみが、ススキと共に風に揺られています。

ケンタウロスは上半身は男性、下半身は馬なのです。


「実は、フェニさんを探してるんだ。君なら知ってるんじゃないかと思ってさ」

「フェニックスさんなら、僕の家に居ますよ。バジリスクさんのところに行った帰り、と言ってましたね」

「そう言えば、ケンタウロスの家はこの先の岩山にあったっけ……」

「はい。なので、ユニコーン君はドラゴン君に乗せていってもらうと良いですよ。ユニコーン君といえども、あの岩山を登るのは大変ですから」


ケンタウロスはそう言い残すと、野原を駆けていきました。

二匹は慎重に飛び立つと、その後を追います。


-------------------------------------------------------------------------------------


岩山はとても険しい上に高く、登るのはかなり難しそうでした。

何かを登ることがあまりないドラゴンですら、そう思ったのですから、相当のものでしょう。

しかし、その岩山をケンタウロスは簡単に登っていきます。


お陰で、三匹が山頂に到着すると同時に、ケンタウロスも岩山を登り切っていました。

それでも、息は全く乱れていないのですから、すごいものです。


「すごいね。岩山をあんなに楽々と登るなんて」

「まぁ、僕は大分馴れてますから。崩れにくいところと調度良い足場は、全部把握してますし」


そんな風に三匹とケンタウロスが喋っていると、突然こんな声が聞こえてきました。


「やけに楽しそうな声がするから来てみたのだが……今日はたくさん客人が来る日みたいだな、ケンタウロスよ」


見ると、近くにある岩の上にフェニックスがとまっているではありませんか。

フェニックスは炎の色をした羽と、長く美しい尾を持っていて、とても威厳のある姿をしていました。

姿自体は若々しいですが、ほとんどの住人より年上なので、喋り方は少々年寄りくさいです。


「フェニックスさん、すいません。お待たせしてしまったみたいで」

「いやいや、気にしないでくれ。何も報せずに来たわしにも非はあるからな」


岩から降りながら、フェニックスは言います。

そして、三匹に向けて二歩進むと


「それで、お前さんたちは、わしにどんなようがあるのだ?」

「えっ! どうして分かったんだ?」

「ほっほっほ。わしぐらい長く生きていれば、行動を見ただけで相手が何を思っているか分かるものだからな」


三匹は揃いも揃って、今までの自分の行動を思い出します。

でも、真相はさっぱり分からなかったので、考えるのは後回しにすることにしました。


「実はね、ボクたちはフェニックスさんに『物語で味方になるための極意』を教えてもらいに来たんだよ。フェニックスさんは物知りだから」

「ほぅ、なかなか珍しい質問だな。でも、それに答える前に一つ、お前さんたちに聞かなければならないことがある」

「聞かなければならないこと……?」


ユニコーンは不思議そうに尋ねます。

それに対し、フェニックスは「そうだ」と言いながら頷くと


「お前さんたちは、なぜ極意を探しているのだ?」

「「えっ?」」


二匹はビックリして、同時に叫びます。

こんなことを聞かれたのが、それほど意外だったのです。

だって、今までは、そんなこと聞かれなかったのですから。


「それは――やっぱ、味方になりたいからだ。味方になれば、色々と良いことがあるし」

「なるほど。でも、それは物語の中での話だろう。こことは違う。

お前さんたちは大切なことを忘れているんだ」


フェニックスは一旦、間を置きます。

そして



「物語は書く者にしか決められん。それなのに、ここでお前さんたちが何かやったところで、何かが変わる訳でもなかろう」

「あっ……」

「確かに……」

「……………………」


三匹は、この重大な事実を、すっかり忘れていたのでした。


「そう言えば」


グリフォンは、思い出しました。


「今まで聞いた極意って、全部変えられないものだったっけ」

「きっと、それが正解だからだね。みんな、なんとなく分かっていたんだよ。……少し、損しちゃったね。ボクたち」

「そうでもないかもよ……」


ユニコーンの言葉に、二匹は不思議そうな顔をします。

だけど、漂ってきた匂いを嗅いで、どんな意味かがよく分かりました。

三匹の様子に気付いたフェニックスは、こう言ってくれました。


「バジリスクから美味しいと評判の貴重な果物をもらってな。ケンタウロスと、お茶をしようかと話していたんだ。よかったら一緒に、どうだ?」

「ぜひ!」


こうして、三匹は極意は分からなかったものも、美味しいおやつを食べることが出来ました。


-------------------------------------------------------------------------------------


これで、不思議な話はおしまいです。

全然、不思議な話じゃない。そう思う人も居るでしょう。

でも、よく思い出して下さい。


この話に出て来たのは、全員、伝説上の生き物なのですよ?


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