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ブーケは天高く舞い上がる〜婚前で花嫁に逃げられた俺〜  作者: 宇目 観月(うめ みづき)
7/13

祭壇の前で

やがてリナが俺の目の前にやって来た。


夏子がリナの手から一旦ブーケを預かりに

来る。


予定通りだ。


リナは微笑を浮かべ、俺を見て頷いた。

目に涙を一杯に浮かべてる。


彼女は感極まったようだ。


俺も嬉しくて涙が出そうになる。



リナが横に並らぶと、俺達は列席者に向かって一緒に頭を下げた。


それから祭壇の方に向き直る。



マイケルが満足そうに頷いてから、説教台の向こうで結婚式の開会を宣言した。


「ただー今かーら、ヨコヤマカズーヤさんとタカーハシリーナさんの結婚式を行います。

それでーは皆さん、賛美歌のしおーりを開い

てくーださい。賛美歌第312番、『いつく

しみ深き』でーす。ハイ!」


マイケル神父のかけ声で、会場の音響システムから音楽が流れ出した。


マイケルが飛び跳ねる様に指揮をとる。

まったく元気の良い神父だ。


俺は危うく吹き出しそうになった。

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