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勇者と魔王の腐思議な関係
広い心で見ましょう。そうじゃないと心が眼精疲労になります
ここは魔王の部屋……の奥の隠し扉を通り厳重な魔術によるセキュリティと、科学と呼ばれるドワーフ達の技術の粋を集めたロックに52文字の魔族語を当てはめなければ入ることが叶わぬ部屋。
その部屋の主、つまり魔王の前に今勇者が姿を表した。
「ははは!待たせたな魔王!」
「くくく……ふーはっはっはっはっ!よく来たな勇者よ!いやまじで……助けて…ほんと死にそう…眠い…死ぬ…ハイポーション買ってきてくれた…?」
「うわ、修羅場ってる。買ってきたからとりあえずそれ飲んでちょっと休んでな。えーと何からすればいい?」
「とりあえずペン入れまで終わってるからベタとトーン進めてくれると助かる… 」
「はいよー。了解。いいから寝てな。」
「勇者ちゃんマジ勇者…抱いて…」
「おい魔王」
これは、魔王(腐)と勇者(腐)の伝説である!