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お嬢様が迎えに来てくれました。

今日後一話あげて完結です。少し大三様視点で話を入れてます。読み難いかも、すみません。

あれから1カ月立ちます。帰れる方法も分からずじまいで週一モデルをして暮らしています。


「リリー次の服をお願いする」


「はい、大三様」


モデルを始めてもう数回目慣れました。今日は水着がメインだそうです着替えて撮影です。ちょっと恥ずかしいですが頑張ります。


「ララ、これ、小さいわね」


白い塊に申し訳ていどについた布こっちの服は過激だといつも思ってます。外で来なくていいだけましですが。


「リリー、こっちにの方がもっと小さいわよ」


ララの持ってる水着も小さい、胸の部分の布がこちらで食べたサンドイッチの広さしかないんです。ピンク色のネック止めになってる可愛い水着です。TVで勉強しました。海と言う水溜りの中に普通に女の子達が着て泳いでます。初めて見た時は驚きましたがこっちでは普通の格好でした。でも、私達は外で着るのは恥ずかしいので遠慮したいです。


「気にしてたら終わらないわ。さっと着替えて撮ってもらいましょう」


「リリー、ララ、そこで手を上で交差して、そうだポーズを決めてくれ」


ポーズを決めて写真を撮られています。私達本当に帰れるのでしょうか?考えていたら涙が溢れてしましました。


「リリー!どうしたの?泣いてるでじゃない!」


不安になって思わず溢れてしまったわ。ララに心配させたわ。



「ごめんなさい。帰れるのか不安になって…」


「大丈夫だ!今日の昼ごろ迎えがくる!」


「「え⁈」」


どうして大三様が知ってるの?


「理由は話せないが本当だ。だから今日の撮影が終わった頃には君達のお嬢様が迎えに来る」


「リリー!お嬢様に会えるわ!」


「ララ!良かった!帰れるわ!」


信じられませんが本当みたいです。ララと抱き合って喜びました。お昼まで2時間待ちどうしいです。




今まで言わなかったが、リリーとララが喜んでいる。言える訳ない。高校生の頃俺の部屋に写真集が置いてあった。見覚えがなかったので中を見ると、好みのお姉さんがコスプレして写っていた。今晩のおかずに丁度いい、と何枚かページをめくっていると手紙が入っていた。俺の名前が書いてあった。


過去の俺へ


この手紙を読んでると言う事は、写真集を見てると思うが2人とも未来の嫁だ。信じられないと思うが本当だ。ついでに言うと嫁は異世界人でこの世界に飛ばされて俺と出会う。どんな未来を選ぶのも過去の俺の自由だが、彼女達を見掛けたら助けてやってくれ。因みにこの写真集はその時に撮ったものだ。出会って一月後の昼ごろに迎えが来る。後は過去の俺自身の判断に任せる。


手紙に書いてあった。信じられなくて忘れていたが、彼女達に出会った時に思い出した。彼女達を保護したが先の事はまだ分からない。昔の出来事を思い出していた。



「大三様?どうかしましたか?」


私達はララと喜び合っていました。見ると大三様が何か考え込んでいます。でも、良くして貰ったのに大した事は出来ませんでした。


「続きを撮っていいか?」


嬉しくなった私達は、言われるがまま色んなポーズをとりました。撮影会が終わりお昼ごはんを食べていたら、部屋に光が眩しく輝いたあとお嬢様達が現れました。


「「お嬢様!」」


私もララもお嬢様に抱きつきました。やっと会えたのです。涙を流して喜びました。


「リリー!ララ!無事で良かったわ」


お嬢様が私達を助けに来てくれたのです。嬉しい!大三様の言った事は本当でした。


「良かったですねお嬢様」


ライ達も来てくれました。


「お嬢様、凄く心配してたぞ。所でそこにいる人誰だ?」


フライが大三様の事を訪ねました。


「お嬢様、私達を助けてくれた人です」


大三様をお嬢様に紹介しました。


「リリーとララを助けて頂いてありがとうございます。分かってますか?責任を取って頂きます」


お嬢様が変な事を言い出しました。


「お嬢様!大三様は恩人です。助けて貰っただけで私達何もされてません!」


ご飯もらって楽な生活させて貰っただけです!


「リリー、ララ、貴方達は未婚の女性よ、分かってる?このままだとお嫁さんは無理よ」


お嬢様!助けて貰った方に責任はないと思います。


「分かりました。私で良ければ2人を妻にもらいます」


え?大三様!いいのですか?私達行き遅れのなんですよ!


「潔いですね、結婚式は2回しますわ。こちらでは一夫一妻制だと思いますが私達の方は大丈夫ですから。楽しみですわね。リリー、ララ、いいわね」


お嬢様によって結婚が決まりました。向こうで好きな人もいないし、私を女神だと崇めない普通の女性扱いしてくれる大三様は貴重な存在だとララと話していました。この人の妻になったら普通に暮らせると思います。


「「はい!」」


思わず決まった結婚でしたが、あちらとこちらを行き来しながら暮らせるとは流石お嬢様です。ですが数年後、異世界人である2人の間の子供が優秀だと知った他の貴族から旦那様になった大三様に側室にと大量の嫁候補に押しかけられる事になると思いませんでした。


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