表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生先は小説の‥‥。  作者: 久喜 恵
第九章 王国の異変

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

148/285

ジェフリーの、ジェフリーによる、色眼鏡な人物紹介

少し遡って、まだガザが現れる前の話になります。

ギルガがジェフの後輩だと若に言われた後、ギルガに説明を始めたジェフの話。

「‥‥‥お前の後輩です。ちゃんと世話をしなさい」



若からの指示で俺に期間限定の後輩(ギルガ)が出来た。

若に好い様にあしらわれて一時的に部下扱いになったって。ぷぷ、しかも騙されてるってハイデから聞いた。若、ギルガの正体知ってた~


おかげで前から欲しかった後輩が。若、これって以心伝心~?



カッコイイ俺の先輩として最初のお仕事は、後輩(ギルガ)にお嬢様に関わる人物の情報を伝える事だよね~。よぉ~し、ここは、カッコイイジェフリー先輩の㊙情報をタダで教えてあげよ~っと。




**お嬢様。

気安くお名前呼べないからお嬢様で。

レティエル・ザックバイヤーグラヤス様(旧)。公爵様の一人娘。

今は、帝国貴族ファーレン公爵様の養女(仮)になっちゃって、お名前もレティエル・ファル・ファーレン様。


≪はぇ? ギルガ何? 知ってるって? あっそっ≫


綺麗系の見た目に反して気さくで面白いお嬢様。

護衛騎士に護衛させてくれないお嬢様。

命狙われても、攫われても、怖がらない、ちょっとお嬢様っぽくないお嬢様。

高位貴族のお嬢様にしては猜疑心がない素直なお嬢様。

呑気で能天気なのも、お嬢様の良さ。

若の大切な大切なお嬢様。


≪ほぇ? お嬢様の能力を詳しく? それは~ちょー珍しい能力~!≫



**若は若。

公爵家の人からは「若君」「若様」って。でも「若」呼びは俺だけ! 

あ、勿論、ギルガは若君で!

ランバード・ザックバイヤーグラヤス様(旧)

次期公爵家当主の地位も暗殺事件の公表で、皆、ぽっくりを誤認しちゃった。

だから、若、後継から外されたよぉ あー残念~!

でも若的には渡りに船なわけ。

だってぇ~、大ぴらに帝国籍使えるでしょ~



≪えっ? もっと詳しく教えろって? えー、ど~しよう~かなぁ。むっ? 魔道具技師としての若のこと? むむむ、さては魔道具狙いだな?≫


ランバード・ファル・ファーレン様。

若、こっちの名で魔道具技師の登録されてるからね。帝国では有名人。

若くして才気溢れる天災‥‥ん、優秀な技師として皇帝へーかからお褒めの言葉もらってる~


≪むぃ? 良く知ってる? あ~じゃ、もう教えないよー≫






お嬢様、この国で生活するの、難しいと思う。

だって魔力持ちにアタリのキツイ国でしょ? 

魔力持ちってだけで狙われるし。お嬢様も俺達も危ないの。


≪ほぇ? 帝国人(魔力持ち)の誘拐事件と関係があるかって?≫


それを調べにギルガは王国に来たんでしょ? お嬢様の護衛を隠れ蓑に…

あっ、逆? どっちでもいーよ、若とお嬢様が無事なら~。



お嬢様を狙う犯人、まだ捕まってないでしょ? 安全性を考慮してファーレン家に身を寄せるのが一番って、カレンシア様が若に託したの。だからお嬢様の保護者は若だよぉ‥‥ギルガも命令があるの、わかるけど勝手なことしちゃダメだからね。






≪はぇ? お嬢様の護衛? ふーん、知りたい?≫


*ハイデ・・・薬物で出来ている。成分、毒多め。


*ミリヤ・・・筋肉で出来てる。成分、暴力沙汰多め。


*マリア・・・筋肉で出来てる。成分、凶暴性多め。



≪何~その顔~。少なーって思ってるでしょ~ いいのいいの少数精鋭だから≫


あっ、増員要請してるからそのうち増えるよ~、お嬢様の侍女が必要だって。



≪んにょ? 俺の? ギルガが? 言ってみて~≫


*ジェフリー・・・おふざけで出来ている。成分、不謹慎発言多め。


まったくもって、笑えないね!


それに大事な大事な肝心な情報が抜けてるー、ダメダメ。

俺は若の優秀な右腕! 前はもう一人(エリック)いたけど。




あとは~、ギルガ聞きたいことある~?



≪ひょ? この領地の領主? お嬢様との? 知ってるよね~≫


*クリスフォード・ラックスファル侯爵。

若は塵屑って呼んでる、ラックスファル領の領主。

お嬢様の元婚約者で第一王子殿下の地位から突き落とされた人。

お嬢様を陥れようとして逆に返り討ちに遭ったよ~馬鹿だよね~


領地に籠って大人しくしてたのに、ねー




あとは~?




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ