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転生先は小説の‥‥。  作者: 久喜 恵
第八章 出揃った駒

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動き

一夜明けて。

母さん達王都に向かう組は出発した。

結局、俺は帝国のじいちゃんの元で匿って貰えと説得されたのだ。

母さんには駄々を捏ねたが、じいちゃんの側が一番安全だから親孝行と思って行きなさいとまで言われてしまえば従うしかないよね。

『親孝行』‥‥前世、親より早死したかも知れない身の上だ。言葉が心に刺さる。これに反発なんて出来やしない。


ライオネル達とダルは母さんと。帝国人の男も有力なクレア情報を得て奪還の為王都へ向かうのだ。それだけが理由じゃないだろうが‥…。





俺はフード三人衆とギルガで帝国を目指す。

このメンバーでか、とゲンナリしていたらフードの一人が素顔を晒してくれた。何とハイデさんではないか。

こっちに合流していいの? もう解呪も事情聴取も済ませたので大丈夫だって。

それはありがたい。野郎に囲まれて旅するの、正直気が滅入るから。

それで後の2人は? やっぱフードを外さないか。


それはそうと、よくこんな廃村まで追って来たなと彼等の追跡能力の高さと護衛としての優秀さに感銘していたら、ハイデさん、こっそり「追跡装置のおかげです」とネタをバラしてくれた。

…もしや俺に? みなまで言わんがそうなんだろう。




ギルガにこの廃村で休憩した理由をそれとなく尋ねた。公爵家の領地も王都邸も監視されているとは言え、何故ここだった?

ずっと疑問で。俺にだって知る権利はある…よね?



短くてすみません。

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