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弱き者に祝福を  作者: 八咫烏
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初めての戦い

ここは何のかな。

ただの洞窟のように見えるが中から人の気配がある。


一人で不安もあり中に入っていくと近くなったとこでこっそりと覗いてみる。

そこには刀やナイフを持った奴らが酒を飲みながら財宝らしき物を手に騒いでいる。


こいつらこんなところで何をしているんだろ?

「まるで盗賊だよ。」


呟いた瞬間相手の情報が頭に浮かんでくる。


ーーーーーーーーーーーーーーー

盗賊A

クラス:盗賊

レベル:9

装備:短刀


盗賊B

クラス:盗賊

レベル:13

装備:野太刀

ーーーーーーーーーーーーーーー


その他数人いるが全員盗賊みたい。


それにしても何なんだ、これは?


急に出て来た情報に戸惑いながら自分のことを見てみる。


陣野亮

レベル:1

スキル:イクスメスト、マルスマギナ

スキル?盗賊にはなかったけどイクスメスト?マルスマギナ?どういう意味かな?


イクスメスト…鑑定、観察

マルスマギナ…記憶、発動


疑問に思うと頭に浮かんできた。

しかしイクスメストは情報を見るようだけどマルスマギナは分からないなと思っていると足下にあった小枝を踏み音を鳴らしてしまう。


「誰だ?」


盗賊Aが音に気付きこちらに向かって声を上げる。


え!?

考え事をしていたために反応が遅れた。

「どうやら迷いこんだらしいぜ。」

後ろから盗賊Aが近づき短刀を当てて言う。


「ほう?だが知られた以上殺すしかないな殺れ」リーダーらしい盗賊Bは命令し盗賊Aが短刀を振り始めた瞬間足をおもいっきり蹴る。


「っ、貴様」


盗賊Aは声を張り叫ぶが蹴られた痛みで短刀を落としたためにそれを拾い上げて盗賊たちに向けて叫ぶ。


「来たら切るっ!?」


「そのわりに足が震えているぞ」


リーダーらしい盗賊Bがいい皆に笑われる。

当たり前だよ、怖いもん。


「さて、お遊びはこのぐらいにしとくか」

盗賊Bは野太刀を抜くと近づいてくる。

どうすれば


…あと一歩というところでイクスメスト、マルスマギナが発動する。

いきなりスキルが発動したことに疑問がわくがとにかく盗賊Bの動きを見ている。

これは?

不思議なことに盗賊の動きが身体に書き込まれていくのが分かる。


振り込まれる瞬間短刀でうまく防御するとあとは書き込まれていく身体に任せていく。


「何だ貴様は?先程まで震えていたくせに」

盗賊Aは目の前でリーダー各のBを倒されて周りの仲間達が倒されていく中で叫ぶが答えを聞く前に倒される。


「はぁ…はぁ…はぁ…」


盗賊を全滅させてしまったが始めてで息もあがり気持ちも高ぶっている。

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