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弱き者に祝福を  作者: 八咫烏
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目が覚めると


目が覚めると見知らぬ風景が見える。


「ここは?」

誰かが答えるわけでもよく見ると小さい小屋だろう思われるもので明らかに自分の家ではない。


よく見るとわずかにホコリが積もっていて人が住んでいないがさほど時間が経っていないのがわかる。


何がどうなってるんだろ?

混乱しながらも人が住んでいる気配もないから大丈夫だと思い、立ち上がると何かないか家の中を探索していく。


すると机の上に小さく透明な赤い玉と白の玉がある。


「何だろう?」

二つの玉を取り両手の手のひらに乗せて持ち上げたりしながら観察していると、急に光り始めて手の中に入り溶け始める。


「く、何だこれ!」

取り除こうとするが焦っている間に手から伝わり体の中に染み込んでしまう。


「何だったんだ?」

全身をできる限り調べたが体の異常が見られないため、考えても仕方ないと混乱から立ち直り家を出ると、山奥の小屋ということが分かった。


「まるで異世界に来たみたいだな。」

道にそって下りながら見たこともない景色を見て呟きふと夢の中での出来事を思い出す。


確かに自分はあの世界…生活をよく思っていないが、実感がわかずまだ夢の中の気分でもある。


あの質問と最後の言葉まるで異世界でやり直すみたいな言い方だったような……



それでもあのまま過ごしていても意味がなかったと思い、考え事をしながら歩いているといつの間にか道を外れて妙な洞窟を見つける。



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