表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

経緯

新興宗教が運営している高校。

一般人であれば到底関わることのないであろう高校。

そんな学校に今、私は入学しようとしている。

これは私の備忘録である。

ここで何が行われるのか。神様は本当に居るのか。

身をもって確かめようと思う。

親が二世会員だった。

最初のきっかけはただそれだけ。

親に釣られるまま、何もわからない私はよくわからない建物に連れられては、

何かよく分からない神を讃える文章を読まされて、塾のような施設で勉強をした。

私はインターネットに触れるのが早かった。

小学生のうちには携帯型ゲーム機でブラウザを開いては興味のあるものを調べていた。

その宗教も興味のうちのひとつだった。

軽い気持ちで調べた私は、嘘か誠かよく分からない情報に踊らされ、

今まで習慣的に通っていたその建物へ行くことをやめた。

その宗教から離れて6年ほど経ったころだった。

その間も親は毎週建物へ出かけ、以前の私のように勉強をする子供に勉強を教えるボランティアをしにいっていて、月に一度は、勉強しないなら一緒に来ないかと声を掛けられた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ