ねむり姫に花冠を
姉の脳を支配している寄生生物『つぶり』。
田螺(たにし)に似た殻を背にもつ、左巻きの舞舞螺(まいまいつぶり)。通称ひだりのつぶりに寄生された者は、脳を支配され20歳までに命を落とす。かわりに得られるものは、つぶりの創りあげた仮想空間での、苦痛のない甘美な夢を見続ける人生だ。
目覚めない双子の姉と共にいる妹、百花(ももか)は、なぜなのか母親から徹底的に無視されている。誰も自分を愛してくれない。孤独を感じている百花は、隔離されている病院で、ふたりの先生と知り合うのだった。
温和で真面目な医師。おちゃらけていて、甘えられる療法士。百花の味方になってくれるかと思われた彼らには、百花が想像もしなかったある思惑があった…… 毎日更新。平日7時台。土日休日8時台UP予定。
短篇『夢路のつぶり』
中篇『未熟なたまごを持つふたり』と同じ、寄生生物『螺つぶり』をめぐる物語です。本作だけで、独立して読めます。
田螺(たにし)に似た殻を背にもつ、左巻きの舞舞螺(まいまいつぶり)。通称ひだりのつぶりに寄生された者は、脳を支配され20歳までに命を落とす。かわりに得られるものは、つぶりの創りあげた仮想空間での、苦痛のない甘美な夢を見続ける人生だ。
目覚めない双子の姉と共にいる妹、百花(ももか)は、なぜなのか母親から徹底的に無視されている。誰も自分を愛してくれない。孤独を感じている百花は、隔離されている病院で、ふたりの先生と知り合うのだった。
温和で真面目な医師。おちゃらけていて、甘えられる療法士。百花の味方になってくれるかと思われた彼らには、百花が想像もしなかったある思惑があった…… 毎日更新。平日7時台。土日休日8時台UP予定。
短篇『夢路のつぶり』
中篇『未熟なたまごを持つふたり』と同じ、寄生生物『螺つぶり』をめぐる物語です。本作だけで、独立して読めます。
「百一」 大事なだいじな先生
2019/03/11 07:12
(改)
「百二」 悪い子になりたいわけじゃないんだ
2019/03/11 07:32
(改)
「百三」 ママにわたしは見えていない
2019/03/12 07:12
(改)
「百四」 記念の赤丸をつけておこう
2019/03/13 07:12
(改)
「百五」 なんで開けてくれないの
2019/03/14 07:12
(改)
「百六」 おいでよ
2019/03/15 07:12
(改)
「百七」 ママが突然戻ってきた
2019/03/15 21:20
(改)
「百八」 興味深いデータもとれました
2019/03/16 08:38
「百九」 チャンスはそろそろ尽きちまうぜ
2019/03/17 08:08
「百十」 全部ぜんぶ消えて欲しい
2019/03/18 07:30
(改)
「百十一」 トリは、俺達の世界で鳴いている
2019/03/19 07:07
「百十二」 区別などない
2019/03/20 06:37
「千」 よろしく、わたし
2019/03/20 07:08
(改)
「百十三」 君はとっても良い子
2019/03/21 08:37
「 」 寂しい、哀しい、うれしいはじまり
2019/03/22 07:12