表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/65

バロン

ギルティアはすべての銃弾を避けた。


「おまえは魔族だな!残念だったな勇者達はすでに出発した」


ギルティアに撃ったのはアレンの父親前勇者であるバロンだった。


部屋を見渡すとバロンの後ろに母親のマリアが驚いた様子で見ていた。


バロンは攻撃を繰り出そうとした時にマリアに後ろから殴られ気絶した。


「お帰りギル、早い帰りだと思ったら封印が解けたのね私の力が復活したからそろそろくる頃だと思っていたのだけれど邪魔がはいったわね」


そう言うとマリアはバロンの頭を憎々しげに軽く蹴った。



「お母さん、私を元に戻して」


ギルティアは母に頼み込んだが、


「それがあなたの本当の姿よ、それに母さんはもうギルティアの力を封印出来るだけの力はないわ」


「そんなぁ私はどうすればいいのですか?」


「まあとりあえず自分の力を制御することを覚えましょう話はそれからだわ」


マリアは微笑みながら言った。


「そんな時間はありません、ここにはアレン達に黙ってきているのです早く合流しないといけません」


「大丈夫大丈夫、お母さんが昔作った異空間ですればいいの、そこで過ごす時間は現実世界では時が止まっているから」


マリアは軽くそう言い、ギルティアを異空間へと連れて行こうとした。


「バロンさんはあのままにして大丈夫なのですか?」


「いいのいいの、あいつアレン達がいなくなったとたん私に関係を迫ってきたのよいい年してどうかしているわ」



マリアは心底呆れたという様子で言った。


「えっそうなのですか?確かにバロンさんの奥さんは亡くなっていらっしゃらないですが」



「そんなのは気にしなくていいのよ早く始めるわよ」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ