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残る謎

一ヶ月ぶりです。

稚拙な文章ですがよろしくお願いします。

アレン達は神父に会いに行き話を聞きに行ったが、初めはこそは問題なく接してくれたのだがギルティアの話になるととたんに口を閉ざしてしまった。

神父はアレン達に盾を渡すなり逃げる様に何処かへと行ってしまった。


「盾はもう返さなくても良いからってどういう事なの?」


リリーは不思議そうに言ったが、この場にその言葉に答える事ができる物は居ない。


「まあ、もう良いじゃありませんか、ギルティアはギルティアですし聖女とかそう言う物はただの噂ですよ。う・わ・さ」


ジェインが納得のいかない様子のアレン達に言った。


「それに目的の物は頂いたのですから次に進みましょう」


ジェインの言葉に、


「それもそうね。大体このメスゴリラが聖女様なんて柄じゃないっていうかそんな事はあり得ないのに...ちょっと本気にしちゃったじゃない」


ここでこの話は終わり次の目的の話にすり替えた、アレンは納得のいっていない様子だったがお構いなしに話を進める。偶然とはいえこの力の事が知られたのはかなりの失態だった。聖女と同じ力しかし人間の聖女は既に存在している。っと言う事は魔族側の聖女…ギルティアまさか魔の一族だったのかとかになったら目も当てられない。


「では次は盾を受け取りに故郷へ」


ジェインのかけ声とともに私達は来た道を再び戻る事となった。


行く時は早かったのに帰るのには色々な出来事があった為、結構な時間が経ってしまった。例えばギルティアの噂を聞いた人々が殺到したり何故か行き先々に人々が既に集っており何かしらの頼み事をしに来り、アレンは人がいいので人々の頼みを断りきれず全て解決したり、何故か先回りしている魔の一族や盗賊に襲われたりだ。その為、行きの倍以上時間がかかってしまった。をんな訳で疲れきった勇者一行は村に着くなり



「じゃあしばらく家に帰るから疲れが取れたらいつもの場所に集合…そう言う事で」


疲れきったリリーはアレンの前だというのにぶりっ子ではなく素で話している。


「うんそれで…あとギルティアビビとロロよろしく」


アレンはアレンでリリーの素の姿に驚いた様子は無く返事も元気が無い。


「分かったが疲れすぎて死にそうだ…」」


ギルティアは今にも倒れそうな顔色で言った。実際本気で聖なる武器×3(剣・鎧・盾)の所為でひん死の状態なのだが。

大体その事実を知っているのはギルティア本人のみ、と言ってもギルティアが魔の一族だと知っているジェインとリリーはギルティアが心配かけまいと薬が効いている事にしてあるので事実は知らないのだが。

少し前まで同じ症状で苦しんでいたジェインは今の所薬が効いているお陰で何事も無いとは言え聖なる武器の近くに居るのだ少なからずダメージは負っているだろう。それに薬の効果が徐々になくなっているこれは服用しているギルティア本人が感じている事なのだがおそらくジェインも同じだろう。そのジェインは、


「………」


無言だった疲れきって何も言えない状態になっていた。そんなこんなで勇者一行は村に着くなり家路につき全員が待ち合わせ場所に着いたのは丸2日経った後だった。

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