マリア
マリアは夫とアレンの両親と魔王を倒す旅に出ていた。
しかし、マリア達は魔王を倒す前に魔王の2番目の子供ゼムに敗れた。
ゼムはマリア達を殺したと思いその場を去ったがマリア達は瀕死の状態だが生きていた。
そこに現れたのが魔王の一番目の子供アンだった。
アンは助けてあげる代わりに条件を一つだけ出した。
魔王の6番目の子供、ギルティアを預かってて欲しい。
アンは理由も言わずまだ生まれたばかりの子供をマリア達の前に置きマリア達に回復魔法をかけてその場を去った。
マリアはこの事をギルティアに長い時間をかけてゆっくりと説明した。
ギルティアは理解するのに苦労していたみたいだったが
理解が出来たみたいで、マリアに質問した。
「おかあさんなんでわたしをつれてかえったの?そのままにげればよかったのにやくそくだから?」
「約束とか関係ないわよ、赤ん坊のあなたをあのままにしておけなかったのよ」
マリアはギルティアを抱きしめ言った。
「でも、おかあさんわたしまおうのこなんでしょ?おかあさんのこじゃないんでしょ」
ギルティアはぽろぽろと泣きながら言った。
「違う!ギルはお母さんの娘なの!分かった?」
マリアはギルティアをさらに強く抱きしめ言い切った。
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