表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
24/65

魔王決定?

お気に入り登録&閲覧ありがとうございます!


頑張って行きます!

ギルティアは自分が置かれている状況が全く分からなかった。


自分は魔王になると宣言したがそこから何が起こったのかあまりにも話が早く進みすぎて理解できなかったのである。


まあ、ギルティアを無視して会話を進めていた前魔王とアーシェが全般的に悪いのだけれど。


アーシェと前魔王が会話している時ギルティアはアレンや仲間のことを考えていた。


(私が実は魔王族で私が魔王になると言ったらアレンはなんて言うだろうか・・・だめだだめだアレンに嫌われてしまうそれだけはさけないとリリーやジェインにもなんて言えば・・・やっぱり魔王になるのはでも皆を救うのにはこの方法しか・・・いやいややはり・・・)


一人考え込んでいるギルティアはアーシェの事を完全に無視していた。


だが、アーシェは無視されているとは気づかずギルティアに何か重要な話をしている。



「おめでとうギルティアこれであなたは立派な魔王よ」



「えっ、いまなにか言ったか?」


アーシェのその言葉にやっとアーシェに目を向けたギルティアだがもう時はすでに遅く話がかってに進みついていけなくなっていた。


「だから、おめでとうあなたは立派な魔王よと言ったのよ」


「すまない、意味が全く理解できないのだが」


そんなギルティアにアーシェは馬鹿な子とでも言いたげな視線でギルティアを見つめる。


「いやいや、魔王はゼムだろ私は確かに魔王になるとは言ったがまだなってないぞどこでそんなことになったのだ」



「先ほど説明したじゃない、お父様の力を受け継げば正式に魔王なの。ゼムは確かに今は魔王だけれどあなたがお父様の力を受け継いだ時点であなたが魔王なの!分かった?」


「ということはだな、先ほどまでは魔王決定戦で勝ったゼムが魔王だったが今は前魔王の力を受け継いだ私が魔王って事なのか?こんな簡単でいいのか」


ギルティアは困惑の表情で言った。


「まあ、簡単に言えばそんな感じかな本当はゼムが魔王決定戦に勝った時点でお父様は力を与えなくちゃ駄目だったのに与えなかっただから荒れたゼムはますます凶暴凶悪になったとか他にも色々あるんだけれど今はそれで良いわ」


アーシェは時間を気にしているのか口早に説明した。


「とにかく簡単でも何でも今現時点であなたは魔王なの!分かった?」


「・・・・・」


アーシェの気迫に押されたギルティアは黙って頷くことしかできなかった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ