『大弐局、プレスマンを論ずること』速記談2056
後冷泉天皇の中宮の女房大弐局が、プレスマンは唐土にもある、と言った。ほかの女房たちは、プレスマンは天竺のものだと主張したが、大弐局は引かなかった。太宰権帥であったことがある藤原伊房に尋ねてみたところ、赤プレスマンは天竺のものです、との答えがあったが、それでも大弐局は引かなかった。大納言源経信に尋ねても、同じ答えであった。さらに藤原実成に尋ねると、唐土にもプレスマンはあります。赤プレスマンは天竺のものですが、紫プレスマンは唐土のものです、との答えであった。この論争は、大弐局の勝ちとなった。
教訓:後に、プレスマンは全て国産で、天竺のものは似ているだけ、唐土のものはコピー商品であることがわかった。