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18 弟かぁ…


『姉さん全然ご飯食べてないんだから、座って食べながら話そ』

 ちゃんと気遣いができる弟…弟…のおかけで、目の前には贅沢なご飯か並んでいた。

『1週間前全員いなくなる前にご飯とかは丁度3ヶ月分くらい保存してもらってる。2人分あるよ』

 ちなみに魔法でどれもこれも美味しい状態のまま取ってあるらしい普通に便利すぎて習得したすぎる。

 1ヶ月と同じように机に向かい合って座ると思いきやアクトは隣にやってきた。

「なに?ダメだった?」

 そんなにジロジロ見てたかな…。

「ジロジロ見てたよ。ついでに言うともの珍しいものを見る時の顔だった」

 な、なんで?声に出てた?

「ん……ふっ。顔に出てるんだよ。全部ね!それでダメなの?いいの?」

「もちろん!いいよ!嬉しいよ!!」

「そっ……早く食べよ」

「うん。いただきます」

「いただきます」

 顔に出やすいのかなぁソンサは、そんな心全部読まれることある?ってくらい読まれてたな。弟に…。

 あ、てかいただきますは通じるんだ。ん?

「ものすっごく美味しいね!!!」

「え?あ、あぁうん。」

「ほっぺたとろけるかと思った。美味し!え何これお肉?柔らか、え?火の通り加減絶妙すぎる、すっごく美味しい、それに加えて味付けが最高すぎる。このお肉に合いすぎてる!美味しい〜〜」

「ふっあははっ、良かったね。今度母さんに伝えてあげてよ」

「これ全部お義母さんが作ってくれたの!?」

「魔法でササッとね!」

「すごい!すごいよ!!絶対伝える!」

 冷凍食品の魔法版みたいな感じだと思ったらこれ手作りなんだ…。すっごいな。料理教えてもらおうかな…。これ作れるようになりたすぎる。あぁ、でもそうだな。これも言っとこうかな。

「ねぇ、アクト。もちろん料理もすっごく美味しいけどさ」

「……?なに?」

「アクトが横にいて、一緒に食べてさ、二人で笑顔でいるから、もっと美味しい気がする!

 一人でご飯って寂しい時もあるしね…。というかこんな小さな子が三週間眠りっぱなしの姉と二人きりは…ちょっと寂しすぎるでしょ。

 思いついたらどんどん言ってこ!ポジティブなプラスな!言葉を!!

「………」

 あ、目線逸らして、ちょっと口角上がってる。かわいい。

「………そんなことより、姉さんはなんで一ヶ月も寝てたの?」

 あ、話しそらした。かわいい…。

 ……かわいいとか言ってる場合じゃない。どうしようちゃんと話す?信じてくれるかな?結構リアリストっぽいけど。

「……言いたくないなら言わなくてもいいけど 」

 あ、こっち見た。ほんとにそれでもいいって顔。

「別にいいたくない訳じゃなくて、非現実的な話で…」

「いいよ別に。そもそも何も無いのに三週間眠り続けてことが非現実的だし、理由が非現実的でも気にしないから」

 男前だなぁ。どうせ、好きになってもらわなきゃいけないし、ロクの言う通りにするならいずれ話さなきゃ複数にと一緒に付き合うのは厳しいし、でもなぁ、言いにくいなぁ

「顔には言いたいって書いてあるけど?言いたくないんじゃないなら、言ってみたら?」

 ……そんな顔に出るか、気をつけれるかな…気をつけよう。

 それはそれとして、こんなに言ってくれてるんだし言ってみるか!

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