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ケセラ・セラな人生

作者: 絵里子

統合失調症なんてものになってしまうと、死ぬのはこわくなくなりました。薬は殺虫剤がモトになっていると聞いています。そしてこの病気の人は、平均寿命がひとより十歳、はやいそうです。


 死神には学歴なんて関係ないし、残りの時間がどのくらいあるのか気にしてもしかたない。病気になろうと変わらず、食べたいものを食べるし寝たいときには昼間から爆睡。書くのがむなしくなれば、合唱サークルなどのサークル活動に血道を上げる。おかげでブクブク太りました。


 そんなわけで、今まで人生設計というものを、したことがありません。


 やっても無意味だと思っていました。


 わたしの子どもの頃は日本も高度成長期。イケイケがんがんで将来設計もしやすかった時期でした。


 何歳でどの高校や大学に受験して、何歳でどの会社に就職。結婚はいついつで子どもは何人で……などと計画していた人もいると聞いていますが、わたしの場合はすべて行き当たりばったりでした。


 人生、なるようにしかならないと達観していたんですね。


 有名大学へ行っても、母はちっとも幸せそうじゃなかったし、父は母にぼろくそ言われていました。

 だからわたしも、なるようにしかならないと思ったのかもしれませんが……。


 実は成績があまり良くなかったので、有名大学に入りたくても入れなかったのでした。くやしいがそれが現実。

 人生は、行き当たりばったり。


 みなさんもそうじゃありませんか?



もし計画とおりに行った人がいらっしゃったらご連絡ください。

 人生は、なるようにしかなりません。世界は「想定外」で出来ているのです。

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