魔女は精霊の戸を開く
――精霊の見る夢を、ひとは<異世界>と呼んでいる
かつて神々が創造した魔女がいた。
魔女は偉大だったが、色狂いで、強欲だった。
だから彼女は精霊たちの<宝物>を奪った。
奪われたせいで世界は安定を失った。
世界の均衡を脅かした魔女にはたったひとりの娘がいた。
母と同じ魔女である綺光(きみつ)は、赤い猫の青年絹夜(きぬや)と共に、<異世界>への入り口である『精霊の戸』を開く。
<異世界>で出会う精霊たちは出会い厨のユニコーンに、ケルベロスを飼いならす厚化粧のハデス、世の中を知らなすぎるフェニックス……と、癖の強い変人(?)ばかり。
行く先に待ち受けていたのは贖罪の旅――ではなく前途多難な<異世界>の冒険だった!
果たして綺光は母が奪った<宝物>をすべて返すことができるのか?
これは魔女と赤い猫と精霊のお伽話。
そして、彼女たちを見守る鬼の深い愛情のお話。
※本作は『桜雲館の紅姫』と関連している部分がありますが、単体でお読みいただけます。
※性別を問わず、性的接触を匂わせる描写があります。
※ちょっと下品な物言いをする登場人物(ぬいぐるみ)がいます。
※参考文献はだいたいこちらです→『ゼロからわかる幻想生物事典』著:かみゆ歴史編集部
かつて神々が創造した魔女がいた。
魔女は偉大だったが、色狂いで、強欲だった。
だから彼女は精霊たちの<宝物>を奪った。
奪われたせいで世界は安定を失った。
世界の均衡を脅かした魔女にはたったひとりの娘がいた。
母と同じ魔女である綺光(きみつ)は、赤い猫の青年絹夜(きぬや)と共に、<異世界>への入り口である『精霊の戸』を開く。
<異世界>で出会う精霊たちは出会い厨のユニコーンに、ケルベロスを飼いならす厚化粧のハデス、世の中を知らなすぎるフェニックス……と、癖の強い変人(?)ばかり。
行く先に待ち受けていたのは贖罪の旅――ではなく前途多難な<異世界>の冒険だった!
果たして綺光は母が奪った<宝物>をすべて返すことができるのか?
これは魔女と赤い猫と精霊のお伽話。
そして、彼女たちを見守る鬼の深い愛情のお話。
※本作は『桜雲館の紅姫』と関連している部分がありますが、単体でお読みいただけます。
※性別を問わず、性的接触を匂わせる描写があります。
※ちょっと下品な物言いをする登場人物(ぬいぐるみ)がいます。
※参考文献はだいたいこちらです→『ゼロからわかる幻想生物事典』著:かみゆ歴史編集部
01『ユニコーンの角』
2022/11/06 20:05
(改)
02『ケルベロスの首輪』
2022/11/06 20:39
(改)
03『フェニックスの卵』
2022/11/13 17:16
(改)
04『ゴブリンの棍棒』
2022/11/13 18:45
(改)
05『サラマンダーの火酒』
2022/12/11 16:26
(改)
幕間1『見送る者たちの話』
2023/03/12 22:11
06『悪魔の鏡』
2023/03/28 18:06
(改)
07『過去がよぎる休日』
2023/05/12 21:28
(改)
08『セイレーンの竪琴』
2023/08/07 22:39
(改)
09『ノームの縄』
2023/12/25 20:34
(改)
幕間2『隠す者たちの話』
2025/06/09 23:17
(改)