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旦那様(神龍)と私(転生者)  作者: 夢溟
序章
5/33

約10年

生まれてから、もう少しで10年になろうとしている。

その間、私は戦っていた。 太らせようとする環境と。


一食の量が多い。 野菜メインだけど。

間食をよく勧められる。 そこら中に野菜や果物が生えている事と、お年寄りが多いから。


だから、食べる量を減らすのは諦めて、運動量を増やすことにした。

まあ、常に誰かが側に居るので、2歳までは魔力を動かしてだけど。 


3歳〜5歳までは、ヤンチャ/元気一杯と思われるぐらいに体を動かした。 あちこち走り回った。


5歳からは、屠殺係のお手伝いをした。


竜神様の石像に運ばれた日に観た、筋骨隆々の村人。

あの人達に、太っていない理由を訊きに行ったら、間引きや周辺調査をしていることがわかり、お手伝いをさせてもらう事にした。 めっちゃ頼んだ。


そして、人気がない内臓(下処理が大変)と赤身肉、骨を貰うことにも成功した。


この島に生まれてから、一番不安に思っていた事は、国土が前世と同じ、カルシウムが少ないかもしれない

、ということ。

もしそうなら、骨粗鬆症の危険があった。

なので、手っ取り早く、骨その物を取るようにした。


勿論、子供の力で粉砕するのは骨が折れたが、屠殺係のオジさんの伝手で、村に一つだけある薬屋のお婆ちゃんに、【調薬】/【錬金術】/【薬草知識】を教わったので、直に問題が無くなった。


それと、赤身肉を貰ったのは、普段食べる肉の脂が多かったから。 内臓は、栄養面から。


こういった努力の成果か、ぽっちゃりめの体型で落ち着いている。 年の近い子供は、丸々としているのに。


それと、新しいスキル手に入れた。

【体術】スキルと言って、体を上手に動かすことができたら記録されていって、その動きを意識して再現できるようになるスキル。


まだ、武術家のような、足の踏み込みを腰の捻りで拳に乗せる〜、のようなことはできないけど。


後は、【魔力操作】【感知(気配/魔力)】【解体】【消音行動】【希薄(気配/魔力)】を覚えた。


女神様の使命、内容は覚えてないけど、ここまで下地があったら、なんとかならないかな?

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