甘え
短いです。
お笑いの【天丼】を意識して、全話と今話を書きましたが、文字数を稼げていないです。
ピンチです。
足が限界です。 麻痺しています。
正座をしているから、当然ですけど。
………【治癒】スキルって、筋肉痛に効くのかな?
足もですけど、それ以上に辛いのは、神龍様から何も感じないこと。
気分的には、等身大イケオジ人形を膝枕して、髪を撫でている感じです。
………冷静に分析すると、イタイ状態ね。
誰も入ってこれない森林の奥地/人間は私1人だけ/庭で等身大イケオジ人形を膝枕している。
どう考えても、イタイ女よね、私。
誰にも見られないからいいけど。
見られたら、愧死る。
「………ん、寝てしまったか。」
「!!」
「これは、どういう状況だ?」
「………私に抱きつかれたまま御休みになられましたので、楽な姿勢をとられるように、膝枕をさせて頂いております。」
「そうか。 迷惑をかけたな。」
「いえ。」
「………髪を撫でているのか?」
「! 申し訳ございません。」
「いや、いい。 そのまま撫でていてくれ。」
「はい。 承知いたしました。」
優しく、出来るだけ優しく、撫でていく。
「………誰かに髪を撫でてもらうのも、甘えるのも、子供の時以来だ。」
「………」
「不思議な気分だ。」
何とお声がけをすればいいのでしょう。
声に変化がないので、嫌なのか喜ばれているのかも、判断できません。
どうすれば………、!!そうだ。
「[子守唄]」
「? ………」
どう? 上手く行った?
「………」
「………」
「………今のは?」
「!! 子守唄と言いまして、前世では、親が子供を寝かしつけたり、あやしたりするために唄われる、唄の一種です。」
「そうか。」
「はい。」
「………」
「………」
「………何だか、胸が軽くなったように感じる。」
「!! もう1度、唄いましょうか?」
「ああ。 頼む。」
「はい。」
「[子も]」「待て。」「?」
「姿を変える。」
人に龍の要素(角/羽/尻尾/鱗)を付け加えたお姿から、より龍に近づいた姿、人型の龍と呼べる御姿になられました。
「よし。 これで寝やすくなった。」
………そう言えば、人と爬虫類では、首の構造が違うかったっけ。
うつ伏せで、私の両腿に、顔を沈める姿勢から、
うつ伏せで、顔が私のお腹を向く、顎と首が一直線になった姿勢になられました。
「頼む。」
「承りました。」
「[子守唄]」
しばらくして、寝息が聞こえ出しました。
このような、子供向けの甘やかしが効くなんて、余程、心労が有るのでしょうね。
効くかどうか判らないけど、【治癒】スキルも使いましょう。
少しでも、精神的ダメージが癒やされますように。
寂寥感が、取り除かれますように。




