表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
旦那様(神龍)と私(転生者)  作者: 夢溟
本文
18/33

禁術

誤字報告、有難うございます。



「といっても、廃嫡されとるから、元が付くがの。」

「何かあったのですか?」

「子供の頃の話じゃ。」


「同年代(数十年差)の悪餓鬼が、神が禁術と定めた、人間が作った魔術を、儂に使いよった。」

「!? それは、どういったものだったんですか? ここの書庫で、似たような物を見た記憶が無いのですが?」

「神が禁術と定めたからのぅ。 この世界には、一切残っておらん。」


「なのに、あやつらは、どこからか見つけてきよったんじゃ。」


「禁術の内容は、2つ。

①対象となる生物に、際限なく、常時、妬みや恨みなどの【負の感情】と【呪い】、纏めて【負のエネルギー】としようか、を吸収させる。」


「②被害者に、【負の感情】を抱いた生物の記憶の追体験と、【呪い】の効果を受けさせること。」


「そうした結果、被害者自身も絶望し、負のエネルギーを作り出すようになる。」

「………神竜様は、大丈夫なのですか?」

「慣れた。 もう何千年も付き合っとるからの。」


「話を戻すが、被害者自身が負のエネルギーを作り出すことで、本来なら纏るはずのない、無数の負のエネルギーが纏まり、相乗効果で、膨大な負のエネルギーを生産する。」


「そして、被害者は容量、つまり器な、以上に貯めると、耐えきれなくなって、爆発する。」


「神々が禁術とした理由は、

①膨大な負のエネルギーが、爆心地から範囲幾つかに飛び散り、そこが呪われた地、不毛の地となる。」


「ここからは、神龍に成ってから解ったことだが、

②被害者の魂は、負のエネルギーに染まりすぎて、輪廻の輪に還すことが出来なくなる。」


「③精霊の誕生と似ている。」

「?」

「精霊の誕生は、小/中精霊が、不特定多数の似たような意思の集合体。」


「大精霊が、〇〇を核に、小/中精霊が集まって出来たもの。」

(!! 初めて神竜様に出会った頃に聞いた話。)

「もし、この事が知れ渡ったら、人口精霊/極大悪霊がつくられてしまう。」


「そうなってしまえば、自然環境が滅茶苦茶になり、星が滅ぶ可能性があった。」


「ゆえに、神々は禁術と定め、この世界から消滅させた。 はずだった。」

「………あの、今更ですけど、私が知ってもいい情報だったんでしょうか?」

「術式を知らなけりゃ、問題無い。

それに、貴女はここから出られないからな。」

(よかった〜。)


「あの、神竜様は、どうやって生き延びたのですか?」

「神々の慈悲と、竜という存在が、禁術と相性が良かったから、かのぅ。」


「被害者のうち、負のエネルギーに染まっても、生きようとするものに対して、神々が、新しい進化先を創った。」


「神々/人々/魔物達が、被害者を救うための方法を探すための時間稼ぎ。」


「これ以上苦しんでほしくない、などの、様々な想い。」


「蓄積していく負のエネルギーを、少しでも減らせるように、負のエネルギーを使用できるようにした。」


「【溜呪(リュウジュ)】と名付けられた、進化先。」


「これに進化すると、器が大きくなり、精神や魂が強靭になる。 つまり、耐えられるようになる。」

(凄い。)

「言い方を変えると、拷問時間が伸びた、ということになるな。」


「相性というのは、

①纏め役ゆえに、器が大きかったこと。

②竜が【恐怖の概念】【力の象徴】であるゆえに、耐性があったこと、じゃな。」

「………失礼を承知で申し上げますが、運が良かった、ということですか?」

「そうなるな。 儂も運が良かったと思う。」


「じゃが、相性と進化のせいで、別の問題が生じた。」

魔物の名前は、称号+種族名としております。


【幼竜】⇒[特殊進化]⇒【溜呪(リュウジュ)竜】

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ