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旦那様(神龍)と私(転生者)  作者: 夢溟
本文
13/33

翌日

朝食後、屋外に出て、お休みになられている竜神様にお辞儀して、日課の柔軟とラジオ体操もどきを終え、新たな習慣作りにはいる。


街だと奇異の目で見られるランニングを、森の中で行う。(寮生活の時は、施設の中では見られなかった。)


森の中で行う理由は、探索と採取も行うため。

何故、採取も行うかというと、薬を作り、鍋と保存容器を手に入れるため。


この家には、調理器具、保存容器が少ない。 当り前だ。

だが、食材は山と有る。

しかも、増え続ける。


あの空間がどこまで拡張出来るか知らないが、最悪を想定して、整理しようと思う。 時間も有るし。

いくつかの果物はジャムに、野菜はスープに。

肉は解体後、種類ごとに分けて保存。


………干物もいいかもしれない。

干果物なら、砂糖代わりに使えるし。


あと、【錬金術師】最高。

脂身と赤身を別けるのが楽。 果物を潰すのが楽。 ミキサー要らず。


だから、寸胴鍋と保存容器が欲しい。 切実に。


広すぎる森の探索を途中で止め、巨木を目指して帰る。

お休みになられている守護竜神様にお辞儀して、貯蔵庫に向かい、採取した物を入れて、パンと野菜と果物と腹身肉を取り出して、一階で調理して、昼食とする。


食後、図書室へ。

もしかしたら、知らない調薬レシピがあるかも知れないと、思い立ったので。


十数分後、見つけたのは、歴代御世話係の中の、調薬をされていた人が書いた、表紙に注意事項が書いてあるレシピ本だった。


内容を見るに、この森で取れる薬草の薬効は強過ぎて、一般的(この島での一般的)な調合だと、猛毒になるらしい。

ちなみに、守護竜神の御座主森>>>島>>>>>>大陸とのこと。


それと、毒草類は、近づくのも危険らしい。

見た目が、人が苦悶した顔が模様として出ているので、判りやすいとのこと。


調薬室で調薬、保存→解体部屋で解体、保存→夕食→読書→就寝。


これで、私の1日は終わり。


翌日、ランニングコースが変わる以外は、前日と同じ。

同じところで採取したら、次が無くなると思ったから。


翌々日、2日間と違うランニングコースにした以外は同じ。 明日もそう。


5日目、初日と同じコースを走る。

薬草が生えていた。 初日と同じ状態で。


ふと、頭によぎったので、昨日と同じコースを走る。

やっぱり、薬草が生えていた。 初日と同じ状態で。


無限湧きかな? 今まで、同じ所で採取したことがないから、知らなかった。


7日目、初日と同じコースを走る。 採取。

薬草は下処理をして保存。

8日目、初日と同じコースを走る。 採取。

薬草は下処理をして保存。

9日目、初日と同じコースを走る。 採取。

薬草は下処理をして保存。

16日目、初日と同じコースを走る。 採取。

薬草は下処理をして保存。


鬱陶しいわーーー。 [地面に向けて、薬草を叩きつける。]

ハァハァ、まさか、無限湧きが現実になると、うざく感じるなんて、思いもしなかった。


ともかく、この生活は駄目だ。 変化がなさすぎる。

コースは毎日変える。 

あと、体術の訓練も行おう。 

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