面接と言う名の転移
第2話です。
多分夢の中だと思われるが誰かに起こされている。
「大輔さん宮川大輔さん起きてください。」
「ん・・・ぅ 誰ですか?」
「真行寺真理ですが、憶えていますか?異世界無料体験サービスの」
「それは、分るのですがここはどこですか?確か面接するとかいっていませんでしたか?」
「今からしますよ。ここは異世界転移の間です。時間は止まっていますので大丈夫ですよ。」
「ええ~、転移前提の話ですね。わかりました。始めてください。」
「さっそく始めますね。今回あなたは異世界無料体験サービスに選ばれました。まず異世界に行きたいですか?」
「不安はありますが行きたいです。」
「そうですよね。安心してください、異世界転移の際スキルという異世界での超能力的な物を貸出ます。しかし、使いたかが悪いと大変なことになりますので異世界に行ってから一日はスキルの訓練をやって貰います。訓練が終わったら無料体験をして貰います。期間は7日間となっています。7日間経ったら自動的に元の世界に戻ります。ただし、異世界で死んだ場合は戻れませんので死なないようにしてください。」
「さらっと危険なこといいましたよね。死ぬ事あり得るんですか?無料体験でとか」
「そうですね。異世界にはモンスターがいますから攻撃を受けてから死ぬ事があります。」
「てことは、レベルやステータスとかあるんですか?」
「ありますよ。通常異世界人はレベルが5くらいです。ただし、モンスターを倒している冒険者とはかレベルが高いです。もちろん兵士とかもレベルが高いですしステータスもいいですね。」
「いったら俺はレベル1スタートなんですか?」
「そうですね。ただし、こちらの世界の経験がステータスに反映されますので異世界人よりは良くなりますよ。」
「スキルは選べるんですか?」
「スキルは選べません試験もかねてこちらから1個渡します。」
「選べないのは残念ですがどんなスキルか気になります。」
「そうでしょう。」
「異世界の環境や日時についてはどんなですか?」
「異世界は地球の時間や日時と同じです。ただし、年代的に中世ヨーロッパ的時代や文明になっています。しかし、魔法があるので便利です。」
「魔法ですか?俺も使えるのですか?」
「訓練すれば使えるようになります。」
「そうですか。わかりました。」
「では早速異世界にいってもらいます。向こうには担当者が居ますので詳しくは向こうで聞いてください。」
そう言われるとあたりは発光して見えなくなっていった。
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