ファンタジックな世界だと思っていたのに戦争道具は既に銃になっていたでござるの巻
異世界転生した。由緒正しい魔法使いの家柄で、しかも貴族だった。俺自身にも初代以来という最強の魔法の才能があってこれはやりたい放題やれると期待していた。なのにこんなのってないよ! ちょっとひどくないか? でも仕方ない、現実は現実か、あきらめて技術者になって堅実に生きようと思ったのに、うるせえ! 今さら邪魔するな! 俺は堅実に生きるんだ……! 勇者とか魔王とか時代錯誤だよね、そんな話を本気でするなんて恥ずかしい。なのになんで俺はそんな話に巻き込まれてしまうのだろうか……
1 現実を知ってしまうの巻
2018/09/11 12:00