青き龍の使い手
更新は遅めではありますが、やっていきたいと思います。
ある場所で一つの出来事が起こった。そしてその出来事はある一人の少年を大きく変えることになる。
この物語は一人の少年の成長していくものである…
「ったく、本当にこんな山奥にいるのか?」
「あの男の話があっていればここで間違いないなず…。」
「ほんとにか?怪しいぜ…それにあの男が本当のことを言ったことが俺は信じられねぇぜ…全く。」
「でも今は信じるしかないでしょ。それに僕らも急いでんだから。」
「まぁそうだな。早く男を捜すとするか。」
ある山へ二人の若い男たちが登っていた。外見は二人ともフードを着ていて分からなくなっている。
探している男は本当にいるのか、そんなことを考えながら二人は険しい岩道を進み続けた。
山を登り始めて一時間、ようやく緩い道になり始めた。二人はそのまま進み滝に着いた。ある男の話では、”俺のいるあの山の滝の場所に俺の求めているやつがいる”という情報を頼りに進んできていた。
二人は周辺を協力して探した。しかしどこにも人の気配がいるようには見えなかった。
「やっぱり嘘かよ。」
「そうみたいだね…ここにいるはずなんだけど…。」
「俺たちはただの人探しの仕事をやってるだけだからな…。それにこんな山奥にいるわけねぇだろ!ったく…帰るぞ。」
その時だった。
「おーい。誰かいるのー?」
滝の奥から突然声が聞こえた。
「…?まさか…あの男が探していたやつか…?」
「そうかもしれないね…見てみよう!」
二人は急いで滝のほうへ向かった。
滝の奥は岩の空洞になっていた。二人はそこへ入り、携帯用のランプに火をつけた。
中は暗く、足元は照らしていかないと見えない場所であった。二人は声のするほうへ歩いた。
5分ほど歩くと光が見えてきた。それを確認した二人はすぐに向かった。
その場所へ着いて中を見る。するとそこには高さ3メートル、横8メートルの大きな空洞があった。そして二人の目の前には、
もじゃもじゃした髪の毛に白いランニング、青いハーフパンツを着た若い男がいた。
「よう、あんたら何かようか?」
どうだったでしょうか?少しでも楽しんでいただければ幸いです。