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出会い

亜弥は風俗店で働く女の子だった


2011年12月、その年に起こった中国の半日デモがきっかけで、

僕は6年間過ごした上海から日本に帰国してきた。

久しぶりに電車に乗り、ふと同じ車両に乗っている人達に目を向けた

ほとんどの人がスマートフォンを覗き込みんで下を向いている

僕は4年前に発症したパニック障害の影響で車内では、座っていないと目眩や吐き気で倒れそうになることが多い


日本の生活にも慣れ、就職活動することになったが、高校も途中でやめてしまい、パニック障害のこともありなかなか昼の仕事は見つからなかった

そんな時に地元先輩に風俗店での仕事を紹介された

抵抗は少しあったが、何事もやってみないと分からないと思いお世話になることに決めた


僕が仕事に慣れてきた頃、

お店に一本の電話がなった

「お電話ありがとうございます」

僕はいつもの様に電話に出た

すると電話口から、

「あのー風俗店で働いてみたいんですけど」恥ずかしそうに言いながらも優しさの伝わる心地よい声だった

面接の約束をし、後日会いに行った


初めて亜弥に出会った












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