第二話 愛好会結成?
俺と篠原が話していると突然教室の戸が開き入ってきたのはウワサの張本人浜崎悠だった。
浜崎はスタスタ俺の所へ歩いてきてこう言った。
「ちょっと君、佐藤君だね。君、部活は何部だい?」
「俺は部活はやってないけどそれがどうしたんだ?」
そう、俺は面倒な部活には入らない主義だった。
すると浜崎は少し考えた後こう言った。
「うん。ちょうどいい。よし、君に決めた!!
ミステリー・オカルト研究会は本当にくだらない。ただのオタクの集まりだ。
やっと気がついたよ。やはり自分にあった部が無いのなら自分で作らないといけないんだ!」
なにがなんだかサッパリだが質問をする暇もなく俺は浜崎に引きずられていった…。
そして着いたのは演劇部の部室だった。でも部員が1人だけしかいないような…。
「ここなんかいい部室じゃないか。あぁ、そこの君!」
「え?もしかしてアタシのこと?」
「ここはたった今から僕達が作る愛好会のものになった。いいだろう?」
おいおい、そんなムチャクチャな…。
「別にいいよ。どうぞどうぞ〜。」
「なっ、ほ、本当にいいのかよ?!」
「うん。だってココの部員アタシ1人だけなんだも〜ん☆」
「フッフッフ諦めるんだな佐藤君。君は最初っから僕の仲間になる運命だったんだよ」
くそう、こんなのが運命なら俺は神様を呪ってやるっっ!
「さてと、まずは愛好会の名前だがもう考えてあるんだ…
『宇宙人と 仲良くなるための 集団』略して『UNS団』!!」
というわけでここに団員3名のUNS団が結成された…。
第一話で佐藤有樹が佐藤恭祐になってました。
どうもすみませんでした。