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200文字小説

チャーハン男(200文字)

作者: うわの空

 俺はチャーハンが大好きだ。そして、チャーハンにはうるさい。

 米はパラパラ、卵はふんわり、シャキシャキレタス。究極のチャーハンは、職人の芸術品だ。

 毎日毎食、チャーハンでもいい。

 

 そんな俺の彼女は、チャーハンを作るのが下手くそだ。


 しかし、今日のチャーハンは…


「美味い…。レタスがないのが残念だが」

「ん、おいしい!最近の冷凍食品ってすごいわ」

「なんだ、冷食か」


「でも美味しいでしょ?冷凍ピラフ」


 …なん…だと…?

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