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転生したらダンジョンだったので、今日も生き血を啜って生きながらえてます  作者: トム


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能力発動

「ステータスオープン!!」

急いでステータス画面を開く。

能力 地形変更Lv1

これを使う以外に自分の意思を具現化できる方法がない。


意識の中で地形変更Lv1の文字を押す。

すると画面が展開、そこに記された文字は、


地形変更Lv1

穴を掘る 穴を埋める


何じゃこのショボイ能力!

わしゃモグラかっ!と意識で目一杯突っ込むも、それどころじゃない!

この能力でどうすれば?考えろ!急いで慎重に大胆にラディカルに…


男は短剣を振り上げる。

今だ!軸足の体重が乗っている地面に狙いを定めて「穴を掘る」発動!

男の足元の地面が突如10cmほど削れてなくなる。

足場を突然失った男は、短剣を振り下ろす勢いそのままに受け身を取れず岩肌に顔面を強かに打ち付ける。

そのまま崩れ落ちる男。


とりあえず急場はしのいだ。


これからどうする?男の次の行動に注視していると…

あれ?動かない。

よく見れば、首が少し気持ちの悪い方向に…

やってもうたー!勢い余って、第一異世界人殺してもうたー!

ヤバいなぁ。異世界転生早々に殺人者ダンジョンになってしまうなんて。

前世で平々凡々と暮らしてきた俺からすると、殺人なんてテレビドラマか小説の中の縁遠い話し。

もっと焦ってもよさそうなものなのに、なぜかそんなに焦っていないのは、俺がすでに人外ダンジョンになってしまったからなのだろうか。


そういえば、さっきなんであんなに焦っていたのか。男が短剣を突き立てようとした壁面に注目してみると、赤く光る小さな石が埋め込まれている。

それを見た瞬間に理解した。

これはダンジョンコアだ。

これを破壊されたら、自分ダンジョンは死ぬのだと。


つまりこの男は、俺を殺そうとしていたということ。ならば殺されても仕方ない。

うん!不可抗力!

なんて呑気に考えていると、男の死体をみるみる地面が呑み込んでいく。

おおっ!華麗な証拠隠滅!

穴を掘るよりもよっぽど優れた「死体を呑み込む」能力だが、能力の欄に記載がないという事は、ダンジョンにそもそも備わっている装置のような物なのだろう。


男の体をすっかり呑み込み終えると、自然とステータス画面が開き、そこに記されたのはレベルアップの文字。

Lv1→Lv4

きました!これぞ異世界転生。

しかも人一人◯しただけでLv4まで上がるとは。


さらに呑み込んだ男の情報が記される


ウィグ=ニンスタ(26)

職業 冒険者


おじさん26歳だったのか。30代半ばとか言ってごめんよ。

しかも冒険者だったとは。装備とか貧相だから町人だと思ってたよ。

しかし、冒険者って普通何人かでパーティーを組むもんじゃないのかね?はぐれものなのかな?


まぁそんな事より、レベルアップの恩恵を早く感じたい!

期待に胸を膨らませて、いざ確認!

「ステータスオープン」

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