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設定集(適宜更新)

用語集、設定集(ネタバレを過分に含むため、公開済みの話を読んでから確認する事をお勧めします。)


アルカトラ

始祖の冒険者ユノによって攻略されたダンジョンを利用して作られた脱獄不可能な巨大監獄。世界最大の監獄であるため、大量殺人鬼などの重大犯罪者や亜人など様々な囚人が入れられているが、それでも空いた檻は多く、キャパシティの半分ほどしか埋まっていない。時には賄賂によってガジュのような無実の人間が収容されることもある。


百層:完全封鎖の閉鎖監獄

九十層〜六十層:超重要犯罪者収容階層(八十、七十階は料理室等の管理施設)

五十九層〜五十層:種族犯罪集団収容階層

四十九層〜四十一層:一般犯罪者収容階層

四十層:看守室

三十九層〜:ダンジョン時代のアルカトラを残した天然要塞



亜人

獣や魔物などの人間以外の生物と人間が性交した結果生まれた存在。獣人や爬人など様々な種が存在するがその全てが種族犯罪者として激しい差別をされており、発見され次第アルカトラに収容されている。多くが人間の限界を超えた身体能力や性質を持っており、非常に危険視されている。アルカトラから亜人が解放された後は、犯罪者としての扱いを受けることはなくなったものの、差別だけは継続。



冒険者協会

 各地に支部を置く巨大組織。住民や行政からの魔物討伐依頼等を冒険者に仲介する役目を担う他、新規冒険者の登録や等級の管理などの業務も請け負っている。

 冒険者の等級は銅、銀、金、白銀、金剛、黒曜の六等級に分かれており、魔物の討伐数や討伐した個体の種類などによって冒険者協会が定める。黒曜等級に関しては例外であり、始祖の冒険者ユノが製作した『試練の迷宮』を突破することによって昇格する事が出来る。

 またパーティにも別で等級が用意されており、所属する冒険者四人の個人等級の平均によって決定される。ここでも黒曜等級は例外であり、パーティ内に銅等級がいた場合でも『試練の迷宮』を突破するとパーティ全員が一斉に黒曜等級へ昇格。パーティを解散した場合は全員が金剛等級へと戻ることになる。

 等級毎に冒険者協会からの待遇が大きく変わり、金剛等級からは各地の冒険者協会にある部屋を貸与されるなどの特権を得る事ができる。黒曜等級になれば並の冒険者は会うことすら難しくなり、雲の上の存在として扱われる。

 慢性的な人員不足に悩まされており、近頃十八歳以上という年齢制限を撤廃し、適正検査を突破すれば誰でも冒険者になれるようになった。


スキル

 この世界の人間が持っている特殊な力。多くは一般的な人間の能力の延長のようなものがほとんどだが、超常的性能ものも多く、そうしたスキルを持った人々は冒険者となって戦いに身を置く場合が多い。

 自分のスキルを知る方法は未だ解明されておらず、日常生活の中で本人が気付いたり、他人に指摘されるなどして発見される。その為スキルの能力を長い間誤解している場合があり、ガジュはアルカトラに入るまで自身の【闇の王(ナイトメア)】を『夜の間だけ強くなる』と誤解していた。

 スキルの名前は自身でつける為、キュキュの【強化】やシャルルの【投獄】ように淡白な名前もあれば、ガジュやカナンのように格好つけた名前もある。



政治

 魔物の出現によって世界の秩序は崩壊し、かつて存在した国家は崩壊。その後は土地の有力者が政治を管理するようになった。本来ならば犯罪が横行し治安が乱れるところだが、外に魔物という共通の脅威を抱えているため、住民は団結。多くの街が秩序を保って運営されている。



ユギ村

 ガジュとハクアの故郷である雪の村。寒さが厳しくなると極夜と呼ばれる一日中夜が続く日もある。特産品は蜂蜜。


アンラ

 ユギ村の付近にある大都市。冒険者協会の支部があり、彼らが都市運営も引き受けている。新人冒険者が非常に多く、住民は若者がほとんどである。

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