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(1)オカマ勇者は男が好き  作者: タツロウ
2/2

あらあ!!私の過去に興味があるの??もう!エッチね!!あなた!!

オカマ勇者の勇者になった訳と目的のお話です

オカマ勇者が、何故勇者になってしまったのか…

それは数年前のことーーーー


オーロッドは領主の自慢の息子であり容姿端麗、品行方正な絵に描いたような人物であった

人並みに慕われこれからもここで暮らし、父の跡を継ぐだろうと誰もが思っていた


だが、この世界に突如魔王が現れ、勇者という職業ができてしまいそれぞれの国や村や町から沢山の若者達が勇者として旅にだされ、そしてまたオーロッドもその勇者というものに適正アリと白羽の矢がさされてしまったのだが

別にオーロッドの他にも沢山の勇者がいる訳で、どうするかは本人の自由であり、村としてはここに残っていて欲しいという気持ちはあるがオーロッド自身が勇者になることを望めば喜んで肩を押さなければいけないので、

はたしてどちらなのかと皆が思ったのだが、オーロッドは喜んで国のために勇者になると皆に言ったのであった……………


と表向きには、そう言ったのだが

彼、オーロッドはこの村の外をでて見たかったのが本音であった

正直言ってしまうとオーロッドの好みの男性がこの村にはいないし、このままだと自分は女性と結婚させられ所帯を持ちここに永遠に縛られる人生などまっぴらごめんだと思っていた

そろそろ家出しようと思った矢先にこの勇者という職業

今しがみつかないでどうするって話だった

まさにこの勇者という職業は天恵のようなもの

それからというもの、鍛錬は元々やっていたのだがサバイバルや歴史や語学など沢山のことを調べあげ全部を習得し、これでもかというほどのものを頭に詰め込みまくった


いざ!まだ見ぬ世界の色々な男達ーーー!!!!!待ってろよ!!!!!!!私が!!!!!!!!○○○やるからな!!!!!!!!


と欲望の塊の勇者となったのだった


そしてそれを見ていた幼なじみネミルもオーロッドと共に村の外へ旅にでることを決めたのだった


そして、オーロッドが15歳の時にとある事件がおきた


村に魔物達が現れ村の人間達が危険に晒されていた

その時、運命の人がオーロッドの目の前に現れたのである

筋骨隆々の男、「ガウラ」と後に名前を調べあげた

そのガウラという男はオーロッドの村から魔物を圧倒的な力で消し去りそのまま何も言わずに風のように去ってしまった

彼は弱い村を魔物から守る謎の男として有名だった

剣や武術、魔法までもこの世界一かもしれないという最強の男らしく

私は正直惚れた、もう一度この目で見たいからこの旅を始めると言っても過言ではなかった

オーロッドが15年生きてきて生まれて初めての恋だった

またあの男に会ったらあの手この手を使い絶対モノにしてやるという、とんでもない野望を抱き、

それから3年の時がたち

18歳の誕生日を向かえたオーロッドは念願の外の世界へと解き放たれたのだった……


そして今現在、王国の城下町にて


『ん?どうしたのネミル??私の昔の話なんかしちゃって〜!!恥ずかしいわ!!』

「……………」

『あっ!これなんかネミルに似合うわね!!どうかな??』


お店の外のショーケースを見ながら可愛い服やアクセサリーを指さしながらショッピングを楽しむオーロッド

人が周りにいそうな場面では男らしい口調に器用にもどすのが変に上手くて少しだけ混乱することが未だにある


「………それ、可愛いと思う」

『だよね!買っちゃおっか!すいませーん!!このアクセサリー1つください!!』

「あっ、オーロッド!無駄遣いはだめだよ、これから先、色んな所行くんだしさ」

『いいじゃない!少しくらい!!それにこれはいつもお世話になってる私から貴女にプレゼントよ』

「………そんなこと言われたら断れないよオーロッド」

『ウフフ!』


それにここの店主はめちゃダンディな人でオーロッドの好みの男だった

ネミルは嬉しさ半分なんだかなぁ!という気持ちを抱きながらも店主の手を両手で握りながら貴方の作るアクセサリーはこの街中一番!いや!この世界の中で一番美しい!と褒めくどき落とそうとするオーロッドを見てネミルは笑って呆れていたのであった

最後はノマカプ?みたいになってますが、ネミルちゃんはオーロッドのことはLoveじゃなくてLIKEです

そのことについては先のお話で書いていこうかと思ってます

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