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序章
むかーし、むかし。あるところに。おじいさんとおばあさんがいました。
そして今日も、いつもと変わらずおじいさんは、山へ芝刈りに。
そしておばあさんは、川へ洗濯へ。
いつものように、でかけていきました。
今日も今日とていつものように空は晴れ渡り、鳥のさえずりが聞こえる。
そんな日でした。
おばあさんはいつもと同じように、川について、
「さあ、洗濯でもしようかね。」と言い、
おじいさんもいつもと同じように、山に登り、
「さあ、芝刈りじゃ。」と言いました。
ここまでは、いつもと何も変わわらない。これまでも、これからもずっと続くであろう「ある日」の朝。
これから語られるのは、そんな「ある日」に起こる、これからの毎日を一変させる出来事。