何でこんなことになっちゃったのか。
こんばんは!黒蜜柑でございます。(∩´∀`)∩
初めての作品なので誤字脱字などが多々あると思いますが、生暖かい目で見てやってください。
なんか、意見等がありましたらコメント下さいね~
首を長くして、待っております!
…何故だ。雨の中立ち竦む俺は情けない涙を零した。
「神様は俺に恨みでもあんのかよッ!」
大切な、唯一のもの、だったのに。原因不明の大量出血で、二人は倒れていた。
「頼むから。起きてくれよ…。母さんッ!父さん!!」
親不孝な俺だったかもしれない。でも、俺は二人が大好きだった。とても、好きだった。
鉄臭い血の匂いと雨の匂いが混ざって、吐きそうだった。
二人の血はそんなことお構いなしに広がっていく。
「なあ…どうして俺だけ生きてんだよ…。俺も…そっちに行きてぇよ…。」
二人の亡骸を抱きしめながら涙を流した。俺は悪くない。なんで死んだんだ…!
ピクリとも動いてくれない二人。俺はもうこの体に抱きしめてもらえない。
泣いている俺の頭に突然、懐かしい言葉が流れ込んできた。
「馬鹿だな、お前は。
くよくよしてたら、俺や母さんみたいに強くなれないんだぜ?
お前と違ってな。切り替えが早いんだよ、俺達は。」
俺の頭にふと父の言葉が蘇る。そうだ、こんなに泣いてたら両親も泣いちゃうよな。
そして、そっと二人を地面に置いて、手を合わせた。
今まで有難う。そしてさようなら――――――――
母さん、父さん、俺は二人の分も、頑張るからな…。
有言実行な俺の冒険が、今、開幕である。
如何だったでしょうか?
私自身あまり自信ないです…。((あ、これダジャレとかじゃないですからね!偶々ですので!))
次回作も、ぜひお読みください!
では、サリュー!(@^^)/~~~