第57話 エピローグ
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「フヒャヒャヒャヒャヒャ!凄いぞぉ~!本当に、本とぉぉぉ~に!しかもこれほど研究が進んでいたとは。二千年も前の科学者に感謝したのはこれが初めてかもしれん!」
Dr.ジュパーソンは狂ったように笑っていた。
「あら?元気が良いわねぇ~。若いって羨ましいわぁ」
二千年前の研究室へ入ってきたカトリーヌはそう言ってDr.ジュパーソンに近付く。
「もしかして見つかったのかしら…」
カトリーヌは進行方向を変え、Dr.ジュパーソンが見ている巨大なカプセルの傍まで来た。
そのカプセルの中身を見たカトリーヌは、
「あらあら。まるでミイラね…」
想像と違っていたのか。カトリーヌは冷ややかな目でカプセルを見る。
「そうだ。これだよ、これ。『ヤヤル』だよ。私はこれで最強の大型生物兵器『ケンル』を作る事ができる」
「そう…」
あまり本気に受け止めていない様子のカトリーヌに少々気分を害したのか、
「君の方はどうなっているのかね?新しい戦争は起こせそうなのか?」
と、Dr.ジュパーソンは尋ねる。
「えぇ。元々何百年も前の戦争の因縁を今更むし返す事は難しいからねぇ。新しく理由を作ったわ。でも、それによって過去の戦争が~とかも言っているから予想よりも結構うまくいきそうかも」
「ほぅ…」
意外そうにDr.ジュパーソンは言葉を洩らした。
「これで我らが主『ヴァルカ』様は復活するわ。フフ、楽しみね。我々『ヴァルカ軍』が再び暴れ回れる日が」
「我らが、ねぇ~。ワシはこれを復活できれば良いのじゃよ」
互いに何かを復活させようと目論む二人はこの先何年もかけて夢を実現させようとしていた。
平和は確かに訪れた。
ただし、これがつかの間の平和である事は、まだアルバート達は知らなかった。
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時は経ち――――――。
「<―――邦国境警備隊である。そこの所属不明機、通信は届いているか?繰り返す。こちらは――――>」
とあるコールドスリープ機能を搭載した小型機がとある超大国に接近をした。
一人の女性を乗せて―――。




