表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

夏生詩集

作文「じゅぎょうさんかんのひ」

作者: 夏生

きのうは、じゅぎょうさんかんが、ありました。

 

ぼくのおかあさんはおしごとで


こられませんでした。


(ひろくんのママも、はるちゃんのママも

来てなかった)


さんすうのおべんきょうをしました。


せんせいはにこにこしていました。


(声がいつもよりぐんと、高かった)


ぼくがもんだいをまちがえても、


せんせいは、やさしくおしえてくれました。


(いつもはげんこつ、ごつん、なのに)


ゆっくりゆっくりおしえてくれました。


せんせいといっしょにかんがえましょう


と、いってくれました。


(いつもはできない人は立ってなさいと

いうのに)


せんせいは、おわりまでできなくても、


おうちでがんばってみてください

といいました。


(いつもは、居残りさせるのに)


わからなくてもがんばることがだいじ、と

いっていました。


(いつもはわからないのは、がんばらないからです、と

いうのに)


このもんだいがわかるひと、とせんせいがいうと、


みんながげんきよくてをあげました。


ぼくもてをあげました。


(わからなくても、手をあげた。

先生はできる子しか、あてないから)


とてもたのしかったです。


(いつもとまるで違う先生が

とても気持ち悪かったです)




僕の作文に先生は特大のはなまるを


つけました。








評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ