第1話〜転校生〜
誰もが思う。特に思春期の子供は、満たされない日々や退屈の続く日々。
これは、あるひとりの、いや、1組の物語.......
???『あ〜、学校ってなんてダルいんだろ〜......』
彼は...................
島根県立総山中学校 2年1組 荻原 春樹 14才
趣味:歌うこと(衝天!キャンダム、ナルカンZのテーマetc...)つまりうけ狙い。
特技:おもしろい事をすること
将来の夢:特になし
この物語の主人公.....
彼も退屈な毎日にうんざりしていた。
ガラガラッ...
担任『じゃあ、ホームルームやるぞ〜。席につけ〜。』
(起立、礼、着席!!)
ガタガタッ...
また退屈な日がやってきた。あの、担任のこえを聞くといつもそう思う。
担任『出席とるぞ.........』
担任が話をしているがおれはいつもほとんど聞いていない。
担任『え〜、突然だが今日は転校生が来る。じゃあ、入れ。』
荻原『ふ〜ん...転校生か...まっ、どうでもいいや。』
転校生などどうでもいい...。
??『こんちにわ...。』
荻原(なんか...、えらい静かなやつが来たな...)
顔を伏せながらも一応聞いていた。
担任『え〜、東京から来た道家秋正君だ。』
道家『どうも...。』
担任『ん〜、じゃあ、席は...、荻原の後ろにスペースがあるから、ホームルーム終わったらそこに机をもってくるぞ。』
荻原(おれの後ろか...、なんか話とかせんといけんよなぁ...。メンドクサッ!!)
ホームルーム後...。
ガタガタッ...
転校生が机を運んで来た。
荻原(まぁ、あいさつだけでもしとくか...。)
荻原『はじめまして。おれ荻原っていうんだけど、前後の席同士仲良くやろうな。』
道家『うん。よろしく...。』
荻原(.............。絡みづらい.......。)
おれも喋るの苦手な方だし、相手も無口だし、話がおわっちゃったし...。
ドタドタ!!
女子A『道家くんってさぁ!東京からきたんだよね?」
道家『うん。まぁ、生まれは岐阜なんだけど。』
どこからともなく女子がやってきた。道家はカッコイイ転校生キャラらしい。(多分)
女子B『はいっ!道家くんて部活動に入らないの?』
道家『多分、入ると思う。』
女子C『なにに??』
道家『う〜ん。バスケかサッカーかなぁ...。』
女子A『ヘぇ〜、カッコイイ...。じゃあ、見に行くね!!』
ふ〜ん、バスケかサッカーか...、おれはバスケ部だし誘ってみようかな...。まぁ、補欠なんだけどw
女子B『じゃあさ、趣味は...』
ガラガラッ
先生『席に付け!授業だぞ!!』
荻原(おれ、まだ、あいさつしかしてねぇ....。)
これが道家とはじめてあった日だった。こんな、平穏な暮らしもあったんだなぁ(回想)
まぁ、今はとても多忙な毎日をおくってるんですが、これがその始りなのです....。
第2話に続く...。to be なんちゃらかんちゃら...