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接触
タイムスリップした艦隊と対馬要塞は
政府や海軍司令部と連絡がとれないことを
不審に思った。
彼等はまだタイムスリップしたことに
気づいてないのだ。
しかし、台風の被害調査にやってきた
帝国海軍の金剛以下12隻の艦隊に発見され
初めてタイムスリップしたことに
気づいた。
タイムスリップした機動艦隊を指揮する
山崎大将は対馬要塞に帝国の政治家や軍人、
興味を示した天皇陛下などをC-2やC-130などで出迎えた。
会談の結果、第一、第二機動艦隊は
一つに統一し第一超機動攻撃艦隊に、
対馬要塞は第一超機動攻撃艦隊の
専用基地になった。
帝国にも技術支援を行い対馬要塞に
保管していた予備の工作機械などを
全国に配備した。
対馬要塞には弾薬の製造工場があるので
弾薬には困らないし、
弾薬製造工場を艦内に備えた鳴門級も
2隻配備されているので
第一超機動攻撃艦隊だけでもアメリカと
戦うことができるのである。
こうして帝国は急速に力を着けていった。