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ぷよっと帰宅‼

また、いったん家に帰ることにした。そうこうしているあいだに一瞬にして雨が止んだのだ。不思議…。

なにがともあれ、今は魔女さんとすっちゃんと一緒に家に帰っている。魔女さんには私の紹介とすっちゃんの紹介をしないとっ。

そういえば、まだ名前聞いてなかったなあ~。よし、聞いてみよう! 仲良くなるのの第一歩‼



「魔女さん、名前は?」


「私? 私は{マナ}って言います」



ちょっと固い…。そんな固くなくてもっとため口でいいのに…。

もしかしてまだ警戒されてるの? いやいや、あんな近づいて握手したんだからそんなことはないはず、多分。



「もっと軽く話そうよ‼ マナちゃん、固いよ?」


「そ、う? ごめんね、ずっと一人で生活してたから…、じゃあ改めてよろしくね!」


「よろしく‼」



やっぱりずっと一人だったんだ…。寂しかったんだね。

マナちゃんに関しては魔物というかやっぱり人っぽい。服装はよくファンタジーで出てくる魔法使いって感じ。

ただ、一つ違うのは後ろの首に「マーク」がある。このマークは魔物の魔女族のものなんだとか…。

一応図鑑には「魔女族は滅びたが末裔が残っている」と書いてあった。滅びた理由は「人間による集落への侵攻」らしい。

その行為はいくら魔物へといってもよくない。--------早く魔物と人間の戦いを終わらせないと…。

あ、まだ私の名前をいってなかった‼



「マナちゃん、私はレナっていうんだ~、私も改めてよろしく‼」


「レナちゃん、よろしくね!」


「あと、こっちはスライムのすっちゃん」


「きゅうぅっ」


「すっちゃんっていうんだね、よろしくね!」



そうしている間に家に着いた。そういえば何も置いていない空いた部屋があったはず…。

その部屋をマナちゃんの部屋にしよう。

「ガチャ」そうして帰ってきた、家。まだこの世界に来てから2日目だけど、安心感がある。



「マナちゃんの部屋はここでいい?」


「え‼ 部屋、使っていいの? 私は外で暮らそうと思ってたんだけど…」


「全然いいよ~」



マナちゃんは前の家にいると人間かまた来てしまうという理由で元の家には帰らないと決めたらしい。



「ありがとう‼」



そういいながら、一瞬のうちに家具を出した。魔法で家具をワープさせれるんだとか…。

この力を使って、前の家、ダンジョンにトラップを仕掛けていたらしい。すごい力だ。

私が地球にいたころにもこんな魔法があれば一瞬で部屋をきれいにできたのかなあ。いいなあ。



「マナちゃん、初めましてだしリビングでお話ししよう!」


「そうだね、何から話そっか…」



そうして私は新しくマナちゃんとお友達になれた。すっちゃんも新しい友達にウキウキしてるみたい…。



まだまだ続く、ぷよっと異世界生活‼


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