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愛犬達と異世界放浪旅  作者: 咲藤 ユキ


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 隣にいるアスターとリク?いつの間にかめっちゃ仲良くなっているよ。フローラも仲良くなれたみたい。


 ハクとランもソファに乗せて、アスターとフローラと交流開始。この2匹は元々友好的なので、直ぐに仲良くなれたようだ。


「あとステータス見てないのはウミだけかな?」


 まだ寝ているけど見てみようか。


・名前 ウミ

・種族 黒狼パグ

・体力 80000

・魔力 100000

・スキル 言語理解 御使いの絆

・称号 女神の御使いの御子メス、地球からの転移者


「ウミはちょっと数値低めだけど、健康になって来てくれたね。」


 ウミは、生まれつき病気がちで、成犬になれず天国へ旅立ってしまったのだ。それがこうして別世界で再会できた。しかも、大きさこそ地球で生きていた頃のままだが、今のウミは健康体そのもの。それだけで私は幸せだ。


 何やらリラがアスター達に話している。ソラは目が覚めたモネとウミを連れてやって来た。


『ねぇね、モネとウミが起きたから、連れて来たよ!』


「ソラ、ありがとう。モネとウミもおはよう。」


 ソラを撫で撫でして、こちらもご機嫌なモネとウミをソファに乗せた。モネもリクと同じで、直ぐに飛び乗るし飛び降りようとしてしまう。なので大体抱っこする事が多い。


「ユリシア、リラから子ども達の話は聞いた。再会できて良かったな。」


「……うん。」


 そっか、リラが話してくれたんだね。


「皆んなのステータスは確認出来たけど、これからどうしようかな。」


 いきなり魔法や戦闘の練習なんてさせたくない。けど、万が一の時に備えておきたい。


『じゃあ、こうするのはどう?』


 リラからの提案を受け、暫くの間は親であるリラとソラに、この世界の事とかについて教育をしてもらう事になった。フローラも参加し、白虎は偶に来てくれる。慣れてきたら練習をスタート。基本的なお世話は私とアスターが担当だ。


 5匹とも、あっという間にアスターに懐いた。ねぇね悔しいんだけど。私が仲良くなるまではもう少しかかったよ。


 アスターに構って攻撃を始めた5匹の子ども達を眺めつつ、リラにも子守りを頼んだ。


「ソラ、この子達ってリラとソラに近い存在になった、と考えて大丈夫?」


『うん!リラの推測で合ってる!大きさは子ども時代くらいに戻っちゃっていると思う。時間の概念も違うし、世界を超える時に色々歪みが起きたんじゃないかな?元々地球で生まれ育った子達だから、パグの方が優先されているところもある。でも魔法も使えるようになるだろうし、身体はもう僕たちと同じ黒狼だと思っていて大丈夫だよ!』


「成程。分かったわ、ありがとう。」


 私と5匹とは状況が違うけど、世界を超えた時に色々と変わったのは、私もそうだったから理解できた。


 ……それにしても、詳しいな。

この世界の事は、リラが中心になって教えてくれた。だからソラの方が詳しい事は珍しいかもしれない。

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