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文章の区切りがいいところで切ろうとしたら短くなりました。
『このふわふわしたの、フローラすき!』
「良かった。そしたらこれにしよっか。いくつか作りたいから、あと2つくらい選んでね。ゆっくり選んで良いよ。」
『えっとねー。』
前足でふみふみと感触を確かめたり、こてんと寝っ転がり体に触れる部分も確かめている。
うわ、可愛い!
そんな可愛い光景に癒されていると、お風呂から出てきたリラとソラも興味津々に近づいて来た。
『ねぇね、これなあに?』
「フローラのお洋服を創造で作ろうと思って。布を選んでもらっているところだよ。リラとソラも、普段はいいけど寒い時は着られるようにしておこうか。」
『わーい!』
二匹揃ってお返事をして、フローラと一緒に選び始めた。
程なくしてアスターも戻り、何をしているのか説明した。フローラの件についても一緒に話した。
「成程。見た目を誤魔化すと言う意味なら良い案だと思う。ただ、仮に見た目で分からなくても、慧眼持ちや魔力の感知に敏感な者は、フローラが神獣だと分かってしまう。外に出してやりたい気持ちは分かるが、移動時はルルーの籠の中にいてもらうべきだろうな。あの籠にはそういう魔法をリラにかけてもらっているから。」
「そういうのもあるのね。うーん……。」
確かに、普段移動する時のフローラは、現在ルルーの背にある籠の中が定位置で、イルリスの森を出る前にリラが魔法を使っていた。聞いてみたら認識阻害と防御の魔法だと言われたけど、認識阻害についてはよく分かっていなかった。
そっか、阻害認識はそういう意味だったのね。
だからフローラは籠から出ないよう、アスターは言い聞かせていたんだ。
「服にも同じように、認識阻害の魔法をリラがかけたら問題ないだろう。」
そう落ち込むな、とぽんと頭を撫でられる。そっか、同じ事をすればいいのね。
アスターはリラにそう話しており、私もお礼を言っておいた。リラはそこで初めて私が認識阻害について理解したと分かったみたいだった。
「一人で悩む必要はないさ。」
「……ありがとう。」
そっか、一人で悩まなくていいんだ。




