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Perfect murders  作者: ファンセバスチャンなおき
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老婆の依頼②

小島はいつもように落ち着いている。

「対象者は飯島武雄、55歳男性。現在八王子刑務所で服役中。今月の20日に仮釈放予定。服役理由は放火殺人。小谷さんは被害者の方のお母様ということですね」

「そうです。極刑を望んでいたのですが、無期懲役でした。私の娘を強姦した上に殺したんですよ。でも強姦は立件できなかった。娘も一緒に燃やされてしまったから」

「動機はなんだったんですか?」

「当時交際していた彼氏みたいですが、別れ話で拗れて殺したと裁判では言ってました。その時飯島も自殺しようと思い、放火をしたと」

小島はこういった面談を15分以内に終わらせるようにしている。理由は小島自身の会話の集中ができるのが限界だからだそうだ。

歌舞伎町でナンバーワンを2年維持できたのは彼のルックスも十分要素としてあるが、卓越した洞察力と相手の心を読む力に起因するところが多い。ホストを辞めたのは毎日見たくもない相手の心の汚さに嫌気が差したようだ。私がたまたま歌舞伎町でこの事業を始めようとしたとき、疲れ切った表情をしていた小島を見つけた。それから何度か会ううちに小島の特殊能力と歌舞伎町の人脈が必要になり、チームに加わった。

「小谷さん、本当のところはどう思ってます?」


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