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Perfect murders  作者: ファンセバスチャンなおき
19/19

観察

それから私と直哉は1週間望月の行動を追った。朝8時から練習がスタートし、12時から15時まで休憩。15時から19時までまた練習だ。場所は午前はホテルの駐車場とビーチで足腰を中心の筋トレ、午後は体育館で主に瞬発力を鍛錬するトレーニングが中心のようだ。総じてチームの雰囲気も良く、和気あいあいとしている。21時以降は自由時間のようで、翌日の練習に支障が出ない程度、夜の街に繰り出す選手も多くいた。ただ望月と監督の柴田は外出することはなかった。

「俊、殺るイメージ湧いてきた?」直哉が心配げに質問してきた。

「夜遊びをしてくれるだったら、そのまま拉致できるし、宮古島の地形上隠せるところも多いし、何せ電灯が極端に少ないから一目も避けれるんだけど、何せ外に出ないな、望月は」

「そうだよな。盗聴器聞いてたらさ、来週末にこのチームの打ち上げがあるらしい。でも望月だけは参加しないみたいだ。それがチャンスなんじゃないかな」

「それだよ、直哉。後はホテルの従業員、客にバレないようにするかだな」

「この1週間はチームの行動に加えて、ホテルの中も隈なくチェックしよう」


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