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プロローグ

読まれる皆様

 初心者の書いた文章ですので、読み辛さや誤字脱字など多々あるかもしれません。拙い小説ですが、よろしくお願いします。



簡易設定・用語


閃天慟地センテンドウジ  天地を統べると云われる覇剣。何者にも触れられないとされていた                 が……。


天劫テンキョウ      特殊な力。その種類は様々。


銀蒼ギンソウ       美しい容姿を持つ一族。天劫の力は強くない。


天上宮てんじょうきゅう  空に浮かぶ構造物



・創世主   世界を創りだした存在。

・駆ける者  世界を次元を行き来する者。創世主と等しい存在。




始まりは何も無かった。


 空虚な空間に形あるものを創りだしたのは五つの存在。

世界を創った「創世主」――創世主は大陸をつくり、生き物をつくった。そして自分達と近しく知能を有する「人間」が生まれた。

人間は「国」をつくり、その世界で彼等は「神」や「王」、「英雄」様々な存在を自らで造りだしていった。


創世主達は各々がつくった世界で息衝く生命を感慨深く見守り、傍観者ぼうかんしゃと言う立場をとっていたが、時に世界の均衡が大きく崩れる前に介入をしたり小さな修正を施す創世主もいた。

創世主によってその考えは各々違う。

「人間」は争いを生み出し、それを他の種にも飛び火させる、傲慢ごうまんで粗野な存在だと言う創世主もいれば、そんな「人間」の存在を面白み、自らも人間に交じり「人間」として暮らす創世主もいた。

 

 そしてそんな創世主達が創った世界を巡る者。

創世主達と同じ存在でありながら己の世界を創らなかった。それ故、創世主とは呼ばれない。

 「駆ける者」――。

それが「彼」の呼び名。異なる次元に存在する創世主達の世界を巡り、記し、語る。

そして見つけるのだ。人間の中でも一際輝く存在を。物語の主人公足る存在を。

彼は駆ける。彼が自らの使命とした事であり、そして捨てきれぬ未練、執着――。


「語るものが語られる訳にはいかないな。」

誰にともでもない呟きは虚無の闇に溶けた。


「なんて素晴らしい。彼等の一人一人が主人公足る存在だ。流石は『イザヤ』の創った世界。」

語る物語は決まった。いや、最初から決めていた。


『イザヤ』――創世主達の中でも最も強大な力を持つ「彼女」が創った世界の一つ。



 「一本の剣と青年」――それが最初の物語。


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