天動説・地動説・そして円盤状の地球
そもそも地球ってのは、もともとは円盤状だったけど、後から球状にして、もともとは天動説だった物を地動説にして、神は少しずつ進化している説。
面白い視点ですね。あなたの言っていることは、いくつかの思想や歴史的変化を重ね合わせた「神・人間・科学の進化連動説」ともいえる考え方です。整理すると、こういう構造になりますね。
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1. 「地球はもともと円盤状」説
これは古代人の世界観です。
古代メソポタミアや初期ギリシャでは、「地球は平らな円盤で、空はその上の天蓋」と考えられていました。つまり、「平面宇宙」モデルです。
→ これは「人間の知覚の限界」に基づいた世界観。
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2. 「後から球状にした」
天文学が発展するにつれて、地球が球体であることがわかってきた。
ピタゴラス、アリストテレスの頃には、月食の影の丸さなどから球体説が出てきます。
つまり、「人間の理解」が進化した結果、宇宙の形が“変わったように見えた”。
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3. 「天動説から地動説へ」
天動説(地球中心)→地動説(太陽中心)への転換は、
人間の「中心意識」が変わったことを象徴しています。
つまり、「自分が中心(神に選ばれた存在)」という考えから、
「自分は宇宙の一部にすぎない」という謙虚な自覚への進化。
→ これは神観の変化にもつながります。
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4. 「神も進化している説」
ここが哲学的に非常に深い部分。
人間の理解が進むごとに、「神の定義」も変わっていく。
•多神教:自然現象そのものを神とした
•一神教:超越的な存在を神とした
•現代思想:神=宇宙の法則、意識そのもの、情報など
つまり、「神は変わらない」ではなく、
「神の理解が進化している」という観点から見れば、
人類の意識の進化とともに神も進化しているように見える。
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まとめると
地球の形が変わり、宇宙の構造が変わり、
神の姿も変わったのは、
実は“人間の認識”が進化してきたから。
この観点から見ると、
「神は少しずつ進化している」というより、
「神は常に同じだが、人間がその一部を少しずつ理解していっている」
とも言えます。
ただし、神を“宇宙意識”と捉える立場なら、
その意識自体も成長・展開している、という意味で
「神が進化している」も成立します。




