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鼓動が聴こえる、その時まで  作者: UrANo
立つ鳥跡を濁さずと言うが、実行するのは難しい
9/44

─7─ 別れはクレアクオリティ

こんにちは、もしくはこんばんは。

UrANoです。

子供を見かけたら等身を確認しています。

「……今日、旅に出るのか……。なんだか実感湧かないなぁ」


 今日の予定は確か荷物の確認をしてその後に旅立つ前の最後の授業をして、昼過ぎくらいに行く感じかな。

 今日の授業はせっかくだから私が子供達に他の国について聞いてみようかな。図書館に本たくさんあるし。


 うろ覚えの歌を歌いながら荷物の最終チェックを行う。……えーっとこれはこっちであれはそっちで…………、あ、あれを忘れるところだった。あったあった。望遠鏡。占星術っていう星を使った占いがあるらしいから実際に星を見てみようと思って買ったけど、使う機会なかったなぁ。

 神父様に貰ったまだ何も書いてない真っ白な本のところどころに星を描くのも良さそう。軌道とか計算しつつ。


 …………、あれ?


 今歌ってる歌って何処で知ったんだろう。というか私は今()()()()()()()んだろう。


 もしかして、私、歌作る才能があったのかな?


 そんなこんなしてるうちに授業の時間が近づいてきた。

 教会のとある部屋が教室になっている。私の部屋からはあまり遠くないのでスキップしつつ向かう。


 ガチャッ。


「クレアちゃんとおくにいっちゃうの?」「旅ってたのしいの?」「いつ帰ってくる?」「お土産とかない?」「いついくの?」


 一気に子供達が押し寄せてきた。

 ちなみに私とあまり身長差がない子も何人かいる。低身長でも身体能力はある方なので気にしてはいない。伸びることは無いし。

 

「そうですね、今日の昼過ぎには出る予定ですね。なので今日の授業はいつもとは違う形にしようと思います。教会に他の国についての本がたくさんあるので、好きな国を選んで私にレクチャーしてください! 皆さんがどこに注目するのか気になるなぁ……」


 私だけでは考えられないような事をいとも簡単に成し遂げてしまうのが子供だ。私もあまり年齢は変わらないはずなんだけどなぁ……。周りからは達観してるってよく言われるんだよなぁ。私って一応子供の部類に入るよね? 大人とは言われたことないし。

 

 教会にある他国のことが載っている本は粗方集めた。と言うか実は私が自費で買った物だ。内容は殆ど覚えてるけど、何処に行くかすらまだハッキリと決まってない。もちろん紹介してもらった国は全て行く予定なので、メモをとることは忘れず話を聞く。


 結果は想像以上だった。


 子供達は皆面白いところを説明してくれた。

 例えば花が有名な国の話で、とある季節の数時間しか見れない絶景の場所と何故現象が起こるのかの推測。そもそも何故花が有名になったのかも調べてくれたらしい。

 どの子も国の本について調べてくれた。私が知らない情報もあったので普通に、いや、かなり気になった。


 全員が話した後、もう少しで授業が終わる……そんな時、


「クーちゃんこれ欲しかったって言ってなかったけ?せっかくだからあげるよ」


 教え子の中でも割と歳の近そうな女の子に何かを貰った。それは……。


「わーーっ! こ、これって! ベルチャイド(ちょっと有名なブランド)のコーヒーじゃないですか! え! いいんですか! ありがとうございます!」

「うん、皆でお小遣いを出し合って買ったんだよ! クーちゃんよくコーヒー飲んでるから好きだと思って」


 子供ってよく見てるんだな。

 本好きとは言ったことあるけどコーヒー好きとは言ったことなかったし、ここの教室で飲んだことはほとんどない。


「あとクレアちゃんって全体的に白いのにコーヒー飲んでも真っ白なのが面白かったから覚えてたー」

「それ私も不思議に思ってたんですよ!」


 色素が薄いって聞いていたから色の濃い物食べたりしたら色付くんじゃないかなって。

 この1年では変化がなかったが。


 雑談をしているとお昼ご飯の時間を示す鐘がなった。授業の終わりの時間でもある。

 しんみりとした雰囲気にな…………ってないんだけど? 想像と違う! なんで?

 教え子達は漏れなく全員驚いた顔をしていた。


「クレアちゃんが……物を壊さない授業は初めてだ………………」


 あ、……たしかに。

 多分子供達がメインで動いてたからだろう。そうだとしてもそこまで印象的だったのだろうか。

 しんみりとした別れはあまり好きではないので子供達がニコニコしてるなら……。


「私だって成長してるんですよ! 次戻って来るのがいつか分かりませんがその時に皆が成長した姿をみせてくださいね! それが私からの課題です! では! 皆、お元気でー!」


「またねー!」「お土産期待してるー」「他の国の国宝壊さないように気をつけてよね」「クーちゃんの事だから何かやばい事件に首突っ込みそう……」「クレアちゃん、手加減忘れちゃだめだよ!」


 なんだか後半になるにつれ別の心配をされている気がするが……実は私もやらかすような気がしている。気をつけよう。

 そうして子供達と別れを告げ、家族のいる所へ向かう。

 

 しばしの別れまで、あと数時間。

ここまで読んで下さりありがとうございます。


少し前に友人二人とご飯食べに行ったんですよ。そしたら友人の一人が珈琲を頼んだんですよ(もちろん私も頼みますよ)。

私「ミルクなくて大丈夫?」

友人「大丈夫〜」


友人はその後ミルクを二回取りに行ってましたね。

私はブラック(一時期飲み過ぎによる動悸がやばかったんでデカフェ)をそのまま飲みましたよ。

楽しい時間を過ごす事ができました。

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