第16話:探索再開!ナオキとパルフェ、色々と久しぶりの行動!
「はー食った食った」
腹ごしらえを終えたナオキとパルフェ
「んじゃまぁ、町をブラついてみますか」
「そうね」
「久しぶりの探索だしな」
「は?」
「あーいや、こっちの話」
「?」
知らぬが仏
「わぁ~色んなのある~」
やって来たのはアクセサリー屋
マーレのアクセサリー屋よりも大きく、品揃えも豊富だ
「真っ先に来たのがここかよ」
ナオキは呟いた
パルフェがこういう場所に来たがるのは新しい町に来る度のお約束となっている
「~♪」
「...」
しかしまぁ、マーレの時も思ったが
こういう時はホントに年相応の可愛らしい女の子なんだよな
と、ナオキは思った
そのナオキの視線に気付いたパルフェは、ナオキに対して舌を出してウインクした
これは
「可愛いパルフェちゃんに見とれちゃった~?可愛すぎてごめ~ん☆」
というサインだ、マーレの時も同じ事をやっていた
「ホントこの腐れちんちくりんは...」
ナオキはそう小さく呟いた
「~♪」
それを尻目にパルフェは再度楽しくアクセサリーを見ている
次に二人が来たのは薬屋だ
「ここもマーレの所よりデカい店だな」
マーレの時同様またあの丸薬でも買ってくれないだろうかとナオキはパルフェが居るだろう横を見た
しかしそこにパルフェの姿はない
「あ...」
ナオキは後ろを見た
パルフェが既に店の外へ出ようとしていた
「ほら、早く行くわよ?」
「あ、いやその、何が買ってくれないかと...」
「はいはい、また今度ね~」
またこのパターンかよ、とナオキはちょっとイラついた
「次はどこ行こうかしら」
「そうだなぁ」
二人が歩いていると、一つのあるものに気が付いた
それは壁に貼られた一つの貼り紙だった
「なんだこりゃ?おいパルフェ、何て読むんだこれ?」
「えーっと、「私の大事なペットが逃げてしまいました、誰か探していただけないでしょうか」だって」
「ペット探しかぁ、ちなみにそれギルドに登録してなきゃ駄目な感じ?」
「それは書いてないわね」
「じゃあ今の俺達でも大丈夫な訳か」
「どうする?やる?」
「まぁ他にやる事ないしな、人助けならやるに越した事はないしよ」
「まぁそうね」
二人は依頼者の元にやって来た
「あのーすいません、依頼の貼り紙を見てやって来たんですが」
「そうでしたか、お受けしてくださるんですね」
「うん」
「ペットを探して欲しいとありましたが」
「はい」
「それどんなペットなの?」
「はい、これがその子の姿を描いた肖像画です」
「どれどれ...」
「えっ!?」
驚いたナオキとパルフェの声が重なる
それもその筈だ
何故ならその肖像画に描かれたペットと言うのは
トチューノ村近辺の森で出会った、あの犬にも猫にも狸にも兎にも狐にも見えるし見えないあのふわふわだったからなのであるから




