表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/32

第3話 買い物にいってみた

ある程度の家具は揃えてもらったけど、やっぱり自分たちの欲しいものもあるよね?って事で大型のショッピングセンターに行きました。


俺にはそんなに物欲はないから、真夜の荷物持ちとして連れていかれた感じだ。


「バイト決まっても、しばらくは稼げないと思うんだよね。暖房付けるのも電気代掛かっちゃうから、暖かくできる物買おうよ!!」


真夜はモコモコした、ルームウェア。

俺はスウェットを購入。


家での防寒といっても、暖房と衣類くらいしか思い付かず…

毛布などは実家から持ってきてるので…


気がつくと、真夜の買い物となっていました。


「このマグカップ可愛い!ペアマグカップだから買っちゃおうよ!ついでに服も買いたいな!」


ハートの絵柄の付いたマグカップを見てテンションを上げる真夜を見て、まだまだ帰ることが出来そうもない事を想像しました。


「裕翔はどんな、食器使いたい??」

「特になんでもいいかな?任せる。」

「任されたっ!」


結局、食器類が増えただけの買い物…

任せたので、食器は真夜と色違いばかり…

ついでに?大量の真夜の服。


フラフラしていると、隣を歩く真夜が大きめの声をあげた。


「あ〜もう13時だぁ!」

「なに?」

「ご飯食べないと、遅くなると夜ご飯、食べられなくなるし。レストラン街に行こ!」


ルームシェアをしても、規則正しい生活を崩したくないらしい…


レストラン街にあるファミリーレストランに入る事にしました。


真夜は指を唇に当てて、メニューを見て悩んでいる。

「オムライスも食べたいけど、ハンバーグも捨て難いなぁ。」

そう言ってハンバーグのページを開いてチラチラと見てきた。


「じゃあ、俺はハンバーグの大きいやつ頼むから、ちょっとやるよ!」

「うん!さすが幼なじみだねっ!気持ちが通じたんだぁ。」


うん。これは幼なじみとか関係なく、チラチラと圧力を掛けてきたからだろう…


近くのテーブルを見ると、1組のカップルが並んで座ってる。

それを見て真夜が口を開く

「わざわざ、隣に座って食べにくくないのかな?」

「あーんってやってるけど、隣だと食べにくそうだな。カップルであんな事するのは見てて恥ずかしいよな…」

「わかるっ!友達とかなら良いと思うけど、あきらかなカップルがやると、見てる方がはずかしいよね!」

「まっ、あーゆうのをバカップルって言うのかもな。隣でイチャイチャしてるし…」


そして、料理が運ばれてきて熱そうに湯気がたっている。

それを見て、真夜のテンションがまた上がった

「美味しそぉ!!」


食べ始めると、笑顔で美味しいを連呼している。


「裕翔のハンバーグちょっと、頂戴!」

「うん、ちょっと待ってろ」


熱いから、ふぅ〜って冷ましてから、真夜の口にフォークを運ぶと

パクッと真夜の口の中にフォークごと入っていった。

「やっぱり、ハンバーグも美味しい〜」


真夜もスプーンでオムライスを取って、俺の口に運んできた。


「オムライスも、めっちゃふわふわじゃん!うまいな!」



食べさせ合うなんて、彼女とは恥ずかしくて出来なかったけど、幼なじみだとそんな心配はなく自然体で出来ますね。


お金は真夜が管理しているので、お会計は真夜がやってくれた。


「裕翔は欲しいものも無いの?」

「特にないよ。てか、これ以上は持てないからな?」


俺の両手は真夜の服と2人の食器で塞がっている…

それを見て真夜が気を使ってくれる。

「ちょっと持とうか?」

「いや、真夜はバック持ってるんだし。重たいからいいよ!」

「辛くなったら言ってね?とりあえず帰ろう!」


歩いて我が家に帰りました。


家に帰って、真夜は買ったものの整理をするって部屋に引きこもった。


30分くらいかな?俺はスマホのゲームをリビングでやっていると、真夜の部屋のドアが開いて、ピンクベージュのニットタイトワンピースを着て出てきました。


「買った服、着てみた!どぉ??」


真夜はスリム体型なので、何を着ても似合ってると思うんだけど…


「似合ってると思うよ!俺はそうゆう服、好きだな。」

「やっぱり〜!!前にワンピース着てる人の事見てたからそうかな?って!!」


いつの事だ?無意識に見てたっぽい。


「記憶にないな…でも、ラインがしっかりしてる服って好きだな。ウエストがキュって締まってるのがいいね!」


真夜のウエストを見て、バストを一瞬見てからウエストを見る

もう少し凹凸がしっかりしてたら、より良く見えそう…



「ひ〜ろ〜と〜??今、よからぬ事を思ったでしょー!」

「気のせいだよ、気のせい!!」


真夜は近寄ってきて、ネックロックしてきました。

「ごめんなさいは〜?」

「ご…ごめんなさい」


胸が顔に当たってるけど、硬いブラジャーなのか?おっぱいの感触は無く、ちょっと痛い。


「どうせ、おっぱい小さいですよっ!」

「ごめんって!てか、ブラジャー痛いわ!」


その後は更に首を締められました…



夜ご飯は、真夜が作ってくれて。

旨い!!って連呼してると機嫌が良くなりました。


褒めるって大切だな。


お風呂に入って、真夜はモコモコのパジャマを着てました。


モコモコのフードを被って、見ているテレビの話題を振ってきては、ちらっとこっちを見る。

幼なじみだけど、可愛いって思っちゃいました。


「可愛いなそれ」


思わず口に出してしまいました。


「えっ?ほんと??」

「あっ、うん」


ほんのりと顔を赤くして、恥ずかしくなったのか。

真夜は部屋にはいっていってしまいました。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ