第26話 夢の中のアイス
お風呂から上がり、真夜と少し話をしてから寝る事にした。
布団は2つ並べられていた。
「どうする?」
「ん?どっちで寝るってこと?」
真夜からすると、一緒に寝る事が前提らしい。
「1つの布団で寝るのか?」
「だって…怖いもん」
たしかに外は真っ暗。
ジュースを買いに行った時も、古い旅館だから怖い雰囲気があり、歩いてる時も腕を組んできたくらいだ。
「じゃあ、布団重ねるか!」
「うん、そうしたらフカフカになるねっ!」
布団を重ねると、低反発のような感じになった。
「思ったよりフカフカじゃないけど、こっちの方がいいね!」
「そうだな。電気消していいか?」
「えっ…スタンドの灯りは欲しい…」
壁側に備え付けられたスタンドの灯りを付けて、電気を消した。
「浴衣で寝るのって新鮮だねっ!」
「これが温泉のいい所のひとつじゃね?」
ジュースを買いに行く時に胸元からはインナーが、見えていたから安心できる。
足を絡めて来た時は生脚が絡み、ちょっとヤバい。
「裕翔?おやすみのチューしてないよ?」
抱き寄せてチューをした。
「おやすみ裕翔」
「チューしながら話すな!」
「裕翔もじゃん」
タケルくんの件から真夜を女として意識してしまって。
チューも、躊躇ってしまっていたのだが、してみると杞憂に終わった。
いつも通りだった。
途中で起きると、隣に真夜がいなかった。
あれ?
起き上がると、寝ていた所と反対側の床に真夜がいた…
どんだけ寝相悪いんだよ…
そのまま抱き上げて、布団に戻した。
はだけた胸元にはインナーは見えなかったが、少し下がっているだけだろう。あまり気にしなかった
真夜は寝ぼけて、手を広げてきている。
自然と俺が真夜に腕枕される感じになった。
まっいっか
俺は夢を見ていた。
チュッチュと、丸みのある吸うアイスを一生懸命吸うけど、出てこない。
アイスは何故か暖かく柔らかい。
アイスの先端から口を離して、先端じゃない所も吸ってみたが、やっぱり出ない。
また、アイスの先端付近をチュッチュしながら。夢の中でも意識がなくなった。
きっと、タケルくんが真夜のおっぱいを飲もうとしている姿を見て、そんな夢をみたのだろう。
朝起きると、真夜は椅子に座っていた。
「真夜、おはよう」
「おはよう!裕翔ちゃん」
「なんだよ、裕翔ちゃんって!」
「なんとなく、呼んだだけ〜」
「あっそ」
「ねぇねぇ!お風呂に入ろうよ!」
タオルを巻いてお風呂に入った。
リラックス出来ていたので、余計な心配はなく、入る事が出来た。
真夜は下を意識したのか?胸元は少し出して、タオルは昨日より下げて巻いていた。
「真夜?どうした?これ。何かでカブれた??」
真夜の胸元から首にかけて、数箇所赤くなっていた。
「あ〜これ?ん〜なんでもないよ?」
「なんでもないなら、いいけど。下の方が凄い赤いぞ?」
「もう少し下の方が酷いんだけど、あまり見ないでね?裕翔ちゃん?」
俺も自分の身体をチェックしたけど、赤くなってる所はない。
真夜は皮膚が弱いのかな?
何故、俺はちゃん呼びなのか?何でかぶれたのか?謎が残った。
「やっぱり、朝の露天風呂は気持ちがいいねぇ〜!」
「あ〜そうだな。また、ここに来たいな」
「うん!来年も絶対に来ようね!」
そうして、俺たちの初めての旅行は終わった。
お試しで戦闘ものも書いてみました。




