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第15話 天然は親ゆずり

読んで頂いた皆様、ありがとうございます。<(_ _)>

親から車を借りて、真夜と近くのホームセンターに向かった。

高校3年の三学期中に免許を取得し、いわゆる初心者にして、ペーパードライバーって奴だけど。


真夜は大きめの衣類を収納出来るBOXを買っていた。

「これ、向こうでも買えるじゃん」

「帰りはパパが送ってくれるから、持って帰りやすいでしょ?」

「あ〜、なるほど。」


真夜パパが家まで送ってくれるから、家にある必要な物も揃えて置くように言われていた。


「やっぱり、車があると便利だよな〜」

「うん。学生のうちは無理だよね。」

「うん、維持費でバイト代無くなって、ご飯食べられなくてなるわ!」

「ちゃんとご飯食べたいから、就職するまで、お預けだね…」


どんな想像をしているのか、分からないけど。

真夜は窓の外を向いて呟いてた。



帰省も終わり、俺たちの家に帰る日になった。

「2人とも忘れ物は無いかい?」

「うん!大丈夫、裕翔も大丈夫??」

「うん、母さんに、渡された大量のお菓子や調味料くらいだし。」

「じゃあ、あんた達の家に向かいましょう」


真夜の両親が、一緒に着いてくることになった。

まぁ、すぐに帰るらしいけど。


車で2時間ちょっと。

なんか、帰っきた!って気がする。


荷物を部屋に運んで、真夜は親にコーヒーを入れていた。

「なかなか、綺麗にしてるじゃないか。パパはちょっと関心したよ。」

「うん!掃除も分担してるからね。」


真夜パパは部屋を見て感心していた。


「布団は大きめサイズを買った方がいいんじゃないか?布団から出て風邪ひきやすいよ?」


父親だから、真夜の寝相の悪さを知っているのだろう。


「真夜はすぐに布団蹴っ飛ばしてたからね。風邪引いた時も何回かけ直してあげたか…」

「そうだろう?裕翔もゆっくり眠れないじゃないか。大きいベッド買ってあげるから、2人で寝ても布団から出ることは無くなるよ。」


「ちょっと待った!なんで2人で寝る事、前提なんだよ!」

「ん?違うのかい?」

「真夜パパは俺の中で常識人の役割なんだから、変な事言わないでくれよ…」

「あら、裕翔?あんたは私が天然キャラに見えるのかしら?」

「えっ?違うでしょ?どちらかと言えば、俺たちの反応を見て楽しむ為に頭を回転させてるイメージだけど。」

「まぁ、良く理解してるね。なら、真夜の天然は誰に似たのかしらね?」


はっ!そうだった。


「気が付いた?」

「1番厄介な存在に気が付いた…」


そんな俺を見て、真夜ママは笑い、真夜パパは真剣な表情でベッドをネットで探している。


真夜に至っては

「枕元に、電気の付いたベッドが良い!」

なんて言ってる…


「真夜ママも大変だね」

「裕翔も、わかってくれるようになったかぁ」


押し切られる形でベッドが購入される事になった…

一緒に寝るにしても、誤魔化す逃げ道を探さないと、親たちのオモチャにされそうだ…


そして、2人は満足気に帰って行った。




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