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暖かかった風がいつしか。


入学初日から(はや)七日、私は部活選びに(いそ)しんでいる。

真白ヶ丘学院には様々な部活動があり、どれも活動実績があるものばかりだった。

だが一際私の目に、頭に、心に訴えかけてくる部活が。

文芸部。それは去年創部されたばかりで現部員4名の活動実績のあまりない部活。

私が目を()かれたのは活動実績でも部員数でもない。部活代表者欄。

そこに印刷された写真、それは(まぎ)れもなく会長のものだった。

眼鏡をかけていて、女顔で…(かす)かに浮かばせる笑み。

何度見ても認識を(くつがえ)す事はなかった。

銀色バッチ、いやダイアバッチを胸に輝かせて歩くあの男。

私はあのバッチとあの男を手に入れたいと密かに思った。

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